業績・財務情報

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決算概況

(単位 : 百万円)

2020/6

2021/6

前年比増減

前年比増減率

売上高
10,904
10,875

28

-0.3
営業利益
655

54

-601

-91.7%

親会社株主に帰属する四半期純利益

291

-40

-331

 当社グループでは「持続可能な社会を実現する最適化商社」を目指し、多様化する消費行動や様々な消費スタイルに対し、個々人、そして一部の商品・サービスにおいては法人にまでその枠を広げ、インターネットを通じて最適な消費の選択肢を提供するべく事業を展開しております。具体的には新たな仕入・販売チャネルの開拓やインターネットメディアの運営、効率的なWebマーケティング活動など、各事業セグメントにおいてサービスの拡充を行ってまいりました。一方、前期より引き続き業務のオートメーション化やユーザビリティの向上等、社内業務改善・業務効率の向上を進めてまいりました。また、更なる業容拡大に向けたIT開発力の強化を目的に、2020年5月にベトナムにオフショア開発拠点として連結子会社を設立、さらに新設した連結子会社2社においては近年注力している農機具関連の事業買収を実施するなど、今後のさらなる成長に資する積極的な投資を実施してまいりました。
 当連結会計年度におきましては、前期に比して、ネット型リユース事業は農機具分野及び「おいくら」(全国のリユースショップが加盟し、「売り手」である消費者と「買い手」であるリユースショップをマッチングするプラットフォーム)分野を中心に、将来の収益拡大に向けて人員増やシステム投資などの先行投資を行ったことに加え、メディア事業において収益性の高いキーワードにおける検索順位が低位にとどまったこと、モバイル通信事業においては通信市場の競争激化に伴う新規回線獲得数の減少等を背景に収益性が悪化しました。
 第4四半期にかけてネット型リユース事業の個人向けリユース分野および農機具分野の越境EC(海外の顧客を相手としたインターネットサイトを通じた国際的な電子商取引)については回復を見せたものの、「おいくら」への先行投資やメディア事業及びモバイル通信事業の事業環境の悪化を背景に、当連結会計年度における売上高は10,875,993千円(前期比0.3%減)、営業利益は54,273千円(前期比91.7%減)、経常利益は32,688千円(前期比95.1%減)、親会社株主に帰属する当期純損失は40,118千円(前期は291,689千円の利益)となりました。

(セグメント別の概況
・ネット型リユース事業
 当セグメントでは、販売店舗を有せずにインターネットに特化したリユース品の買取及び販売に関するサービスを展開しており、当社グループの基幹事業であります。
 買取においては「高く売れるドットコム」を総合買取サイトの基軸とし、商品カテゴリー別に分類された複数の買取サイトを自社で運営しております。販売では、「ヤフオク!」はじめ、「楽天市場」、「Amazon」、自社ECサイト「ReRe(リリ)」など複数サイトへ同時出品し、インターネットを通じて商品を販売しております。また、主に「大型」「高額」「大量」といった、CtoC(個人間取引)では梱包や発送が難しい商品を取扱い、CtoBtoCというプロセスで当社が取引に介入することで、品質担保をはじめ、リユース品の売買に対して顧客に安心感を提供しております。また、「おいくら」や、農機具越境EC分野を本格化させるなど、既存事業とのシナジーを活かして事業の多角化に努めております。
 当連結会計年度におきましては、前期に引き続き業務プロセスのIT化・標準化を実施しつつ、不透明な外部環境を勘案し、商品買取のためのインターネット広告運用の効率化に主眼をおいた事業展開を実施してまいりました。
加えて、近年注力している法人向け大型商材である農機具においては、2020年4月に新設した連結子会社株式会社MEトレーディングを中心に、越境ECおよび国内における中古農機具の買取・販売を強化いたしました。さらに、「おいくら」では、マッチング精度向上に向けた継続的なシステム開発や認知度向上に向けた広告宣伝活動を実施いたしました。
 四半期にかけて個人向けリユース及び農機具分野の越境EC売上高は回復を見せたものの、利益面における費用対効果を意識した広告運用により、既存取扱商品の中で利益率が高い商品に絞り込んだことで取扱総量が低下したこと、農機具分野及び「おいくら」分野を中心に将来の収益拡大に向けた人員拡充やシステム投資などの先行投資を行ったことを背景に、売上高は6,580,339千円(前期比1.8%減)、セグメント利益534,308千円(前期比2.4%減)となりました。

・メディア事業
 当セグメントでは、賢い消費を求める消費者に対し、その消費行動に資する有益な情報をインターネットメディアで提供するサービスを展開しており、以下の8つのメディアを運営しております。
 ・モバイル通信に関するメディア:「iPhone格安SIM通信」、「SIMチェンジ」
 ・モノの売却や処分に関するメディア:「高く売れるドットコムMAGAZINE」、「おいくらマガジン」
 ・モノの購入に関するメディア:「ビギナーズ」、「OUTLET JAPAN」
 ・モノの修理に関するメディア:「最安修理ドットコム」
 ・中古農機具の買取・販売プラットフォーム:「中古農機市場UMM」
 当連結会計年度におきましては、当第3四半期以降、収益性の高いキーワードにおける検索順位が低位にとどまったことから、通信に関するメディアにおける自社サービスへの送客収入が減少いたしました。一方で、直近で急拡大した当事業における今後の収益体制強化のために人員を拡充いたしました。
 これらの結果、売上高は519,139千円(前期比25.5%減)、セグメント利益は231,545千円(前期比51.9%減)となりました。

・モバイル通信事業
 当セグメントでは、連結子会社の株式会社MEモバイルが、通信費の削減に資する低価格かつシンプルで分かりやすい通信サービスを展開しており、主力サービスとして、「カシモ(=”賢いモバイル”の略称)というブランド名のもと、主にモバイルデータ通信のサービスを提供しております。
 当連結会計年度におきましては、前期第4四半期に発令された第1回目の緊急事態宣言に伴う通信環境整備の需要が一巡したこと、大手通信企業の低価格通信プラン発表による通信市場の競争が激化したことに加え、メディア事業において展開している自社通信メディアからの送客数減少により新規回線契約の獲得が減少いたしました。なお、2021年4月より5G に対応した通信サービスを提供開始しております。
 前期第4四半期を中心に獲得した新規回線契約による保有回線数の増加があったことから通信料収入は大きく増加したものの、当期における新規回線獲得数の減少に伴う販売奨励金収入が減少したことから、売上高は3,866,481千円(前期比0.2%減)、セグメント利益は137,556千円(前期比64.7%減)となりました。

詳しくは決算短信をご覧ください。
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