ホームルーター(置くだけWiFi)安くておすすめ5社比較!無制限に使える高速WiFiは?

※当記事はPRを含みます。
※カシモWiMAXは株式会社マーケットエンタープライズの関連会社、株式会社MEモバイルが運営しています。

コンセントに挿すだけでネット環境を整えられるホームルーター(置くだけWiFi)は、5つの会社から選択できます。

魅力的なキャンペーン情報も豊富ですが、端末代金を含む実質料金や通信速度の目安を確認することが大切です。

ホームルーターの種類を押さえたうえで、比較ポイントとおすすめ会社・機種をご紹介します。

1分でわかる!記事の内容
  • ホームルーター選びは実質月額料金・実効速度・対応エリアが重要
  • コスパのよいWiMAXなら「カシモWiMAX」がおすすめ
  • WiMAXの最新機種は光回線並みの速度

ホームルーターにはどんな種類がある?

まずは、ホームルーターに関する基礎知識をご紹介します。機種の種類だけでなく、ホームルーターの共通点も把握しておきましょう。

ホームルーターは4種類

ホームルーターの種類
おもな提供会社機種名
WiMAXカシモWiMAX
UQ WiMAX
Broad WiMAX など
Speed Wi-Fi HOME 5G L13
ソフトバンクエアー
モバレコエアー
ソフトバンク
株式会社グッド・ラック(モバレコエアー)
Airターミナル5
Airターミナル4 NEXT
Airターミナル4
ドコモhome 5Gドコモ
GMO とくとくBB
home 5G HR02
楽天Turbo楽天モバイルRakuten Turbo 5G

ホームルーターは、ポケット型WiFiほど種類が多くありません。大きく分けると、WiMAX・ソフトバンクエアー・ドコモhome 5G・楽天Turboの4種類です。

なおホームルーターは、どこでも簡単に設置できる特性から「置くだけWiFi」「工事不要WiFi」とも呼ばれています。

共通点(1)実質無制限に使える

ホームルーター全体に共通しているのは、データ量の制限がないことです。

ポケット型WiFiはサービス・プランによって上限がある場合もありますが、ホームルーターは基本料金で無制限に使えます

ただし、機種や回線によっては、一時的な大量通信で制限がかかったり、時間帯で速度が大幅に変わったりといった可能性もあります。

基本的には無制限ですが、詳細の制限条件は会社・機種によって異なる点は理解しておきましょう。

共通点(2)コンセントに挿すだけで使える

光回線のような工事が必要なく、コンセントを挿すだけで使えるようになるのもホームルーターの共通点であり、大きなメリットです。

設置場所が一度決まれば充電する必要はなく、使いたいときに挿してネットに接続できます。

数日のあいだで設置できるため、導入を急いでいる方にとっては特にうれしいポイントといえるでしょう。

ホームルーターで比較すべきポイントは?

ホームルーターを選ぶときは、月額料金に加え、実効速度や対応エリアをチェックすることも大切です。比較内容を3つに分けてご紹介します。

(1)実質月額料金

ホームルーターを比較するうえで重視したいのは、実質的なコストです。

基本料金だけでなく、ホームルーター本体の料金もあわせてどのくらいの出費になるか把握しておきましょう。

会社によって異なりますが、ホームルーターの場合は分割払いを選択すると実質無料で購入できるケースも多く見られます。

さらに、各社が実施しているキャンペーン情報や初月割引といった特典内容も重要なチェックポイントです。

短期契約ではかえって出費が増える可能性もあるため、利用期間を含めて検討できると安心でしょう。

(2)ルーターの実効速度

近年では高速な5G対応ルーターも登場していますが、比較要素として注目したいのは「実効速度」。

端末スペックに記載されているのはあくまでも理論値であり、常に最大値を発揮することはできません。

どの程度の速度が出るかを知るには、みんそくのようにデータベースを蓄積しているサイトを活用するのがおすすめです。

ユーザーの記録が実際に保証されるわけではありませんが、平均値を判断材料のひとつとして活用するとよいでしょう。

(3)対応エリア

ホームルーターを設置する場所が回線の対応エリア内でなければ、ネットにも接続できません。各サービスの公式サイトから検索できるため、事前に確認しておきましょう。

サイト内のみでエリア内外の判断がしづらい場合は、問い合わせ窓口から直接教えてもらったほうが安心です。

都市部の多くは対応していますが、地方や山間部はつながらない可能性も考慮しましょう。

なお、WiMAXには「プラスエリアモード」というオプションがあります。

このプラスエリアモードは通常月額1,100円(税込)のサービスですが、au・UQモバイルユーザーは無料で利用できるのがうれしいポイントです。

プラスエリアモードとは?

プラスエリアモードは通常月額1,100円(税込)で月30GBまで使えるLTE拡張オプションです。


オプションを追加することでauのプラチナバンドが利用できるようになり、繋がるエリアが広がります。


通常のスタンダードモードでは電波が届きにくい、屋内や地下などでも繋がりやすくなるのが特徴です。


ホームルーターおすすめ5社比較

次に、ホームルーターを提供するサービスについて詳しくご紹介します。以下は各社を4つの項目で比較した表です。

(税込) 月額料金
端末代金 通信速度 対応エリア目安 キャンペーン 公式サイト
カシモWiMAX
(HOME 5G L13)
4,818円 実質無料
(27,720円)
上り286Mbps
下り:4.2Mbps
ほぼ全国
(全国人口カバー1億人達成)
Amazonギフト券
15,000円分

詳細
ソフトバンクエアー
(Airターミナル5)
5,368円 実質無料
(71,280円)
上り:非公開
下り:2.1Mbps
一部不可 月額料金割引
詳細
モバレコエアー
(モバレコAir 5G)
5,368円 実質無料
(71,280円)
上り:非公開
下り:2.1Mbps
一部不可 月額料金割引

17,000円
キャッシュバック

詳細
home 5G 4,950円 実質無料
(71,280円)
上り:218Mbps
下り:4.2Mbps
全国 WEB申し込み・購入で
15,000pt還元

詳細
楽天Turbo 4,840円 41,580円 上り:218Mbps
下り:2.1Mbps
都市部を中心にカバー 月額料金割引
詳細

料金面ではWiMAXホームルーターが安く、下り回線はドコモhome 5Gが優れているなど、サービスによって特色が異なります。

どれかひとつが優れているというものではないため、希望条件に合うホームルーターを探しましょう。

ここからは、料金・速度重視やスマホキャリア向けのサービスなど、おすすめポイントも含めてピックアップしていきます。

料金・速度重視なら「WiMAX」がおすすめ

料金の安さと通信速度の品質両方を重視したいという方には、WiMAXのホームルーターがおすすめです。

機種が安いだけでなく、5G回線のキャリアに引けを取らない速度を発揮します。

(1)ホームルーターの中で最安級

WiMAXのホームルーターは、他の機種に比べて安い価格設定が魅力です。

ソフトバンクエアーとドコモhome 5Gは71,280円(税込)、楽天Turboは41,580円(税込)ですが、WiMAXの最新機種は27,720円(税込)で購入できます。

分割払いで実質0円になるプランは多いものの、解約時に分割が残っている場合は残債分の支払いが必要です。

最終的に支払う金額が増える可能性を考えると、機種代金が安いほうが得策といえます。

(2)機種のおすすめは「HOME 5G L13」

WiMAXのホームルーターを選ぶときは、ぜひ「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」を検討してみてください。5G回線に対応する最新機種です。

ダウンロードのスピードを左右する下り回線速度は4.2Mbpsと、ハイスペックなドコモhome 5Gと同じ高速通信が可能になりました。

端末価格が安い一方十分な速度を発揮するので、コスパのよいホームルーターを求める方には特におすすめです。

(3)WiMAXの中でおすすめは「カシモWiMAX」

WiMAXホームルーターの契約先に悩んでいる方は、「カシモWiMAX」を使ってみてはいかがでしょうか。

実質0円で端末が手に入るお得感はもちろん、月額料金の安さもカシモWiMAXの評判の1つです。

(税込) カシモWiMAX
契約初月 1,408円
契約翌月〜 4,818円
端末分割代金(36回) 770円/月
端末分割払い
サポート(36回)
-770円/月
月額料金 4,818円

カシモWiMAXの月額基本料金は、4,818円(税込)です。ホームルーターを36ヵ月払いにすると、分割代が相殺されて、実質0円で手に入れることができます。

さらに、初月は1,408円(税込)で利用可能です。キャッシュバックの受け取りに複雑な条件がなく、別途申込などの作業がなくても適用される簡潔さもうれしいポイント。

ホームルーターをお得に手に入れて、導入コスト・月額料金を抑えたい方もメリットを実感できるでしょう。

キャッシュバック重視なら「GMOとくとくBB」

高額キャッシュバックを受け取りたい方は、GMO とくとくBB WiMAXを選びましょう。

(税込)GMOとくとくBB WiMAX
端末発送月1,089円
1~12ヵ月目3,784円
13~35ヵ月目4,334円
36ヵ月目~5,104円
機種代金27,720円

GMO とくとくBB WiMAXは全ての方が28,000円キャッシュバックの対象で、他社から乗り換える場合は最大40,000円の解約違約金補助が受けられます。

また、月額料金は通常5,302円(税込)のところ、36ヵ月感にわたって割引が適用されるためお得が長く続きます。

キャッシュバック金額はWiMAXプロバイダの中でも断トツですが、受け取り方法が複雑な点には注意が必要です。

端末が届いてから11ヵ月目に手続きをする必要があり、手続きを忘れてしまうとせっかくの特典が受け取れなくなってしまいます。

GMOとくとくBB WiMAXの評判については、こちらの記事で詳しく解説していますので、あわせてチェックしてみてください。

「受け取れるか心配」「手続きを忘れそう」という方は、手続き不要で受け取り忘れの心配がないカシモWiMAXを選ぶと安心です。

光回線並の速度が欲しいなら「ドコモhome 5G」

「価格の安さよりも通信品質を優先したい」という場合には、ドコモが展開している「ドコモhome 5G」が候補にあがります。


料金面ではデメリットもあるので、チェックしておきましょう。

(1)通信速度の速さ・安定性が魅力

ドコモhome 5Gの最大の魅力は、通信品質です。ドコモ回線のホームルーターを使いたい方は、ドコモhome 5Gを利用しましょう。

最大通信速度は4.2GbpsでWiMAXと同等で、ほかのホームルーターに比べて実測値が速いのが魅力です。

本体に4つのアンテナを4方向に配置しており、その中から最適なアンテナを選択するため、高速で良好な通信環境が実現します。

光回線並みの通信速度が期待できるので、工事なしでWiFi環境を整えたい方にうってつけのホームルーターといえるでしょう。

ドコモhome 5Gの評判でも、速度や繋がりやすさなどの通信品質がよいという点が評価されています。

(2)キャンペーンで最大18,000円もらえる

ドコモhome 5Gは、ドコモのほかに「GMO とくとくBB」でも販売しています。

両社多様な特典を展開していますが、GMO とくとくBBでは18,000円(税込)分のAmazonギフト券がもらえるキャッシュバックキャンペーンを実施中です。

また、ドコモユーザーであれば、スマホの利用料金から最大月額1,100円(税込)が割引になります。

GMOとくとくBBからの申込も対象なので、キャッシュバックとあわせて活用しましょう。

(3)月額料金は高め

ドコモhome 5Gを使ううえで注意したいのが、WiMAXに比べて高い価格です。月額基本料金は4,950円(税込)と、WiMAXと月500円以上の差額になります。

また、端末代金は71,280円(税込)です。36回の分割払いで実質0円で購入可能ですが、3年以内に解約した場合は残債の支払いが発生します。

分割払いを前提とすると最低3年利用しないと解約時の出費が増えてしまうため、注意が必要です。

1年や2年といった期間で解約する可能性がある場合は、月額料金・端末代金ともに安価なホームルーターを選んだほうがよいでしょう。

ソフトバンクユーザーなら「モバレコエアー」

ソフトバンクのスマホを使っている方は、「モバレコエアー」を契約してスマホ代を節約する方法もあります。

ソフトバンクユーザーにはメリットのあるホームルーターですが、端末代金の高さなどは理解しておきましょう。

(1)ソフトバンクスマホとの割引がある

モバレコエアーは、株式会社グッド・ラックがソフトバンクとの専属契約で展開しているサービスです。

独自のプランとして提供していますが、端末はソフトバンクと同じ「Airターミナル 5」を中心に扱っています。

加えて、スマホとのセット割もソフトバンクと同様。ソフトバンクまたはワイモバイルのスマホ料金が、月々最大1,100円(税込)割引になります。

また、他社回線の違約金・撤去工事費相当額が還元される、乗り換えキャンペーンや17,000円(税込)のキャッシュバックキャンペーンも実施中です。

(2)端末代金は高め・解約時に注意

端末は71,280円(税込)で、分割購入またはレンタルから選択できます。レンタル料金は月額539円(税込)です。

購入の場合は一括払いも可能ですが、36回払いを選ぶと、分割代が割り引かれて実質0円になります。

分割払いを検討している方は、解約時の残債請求に注意しましょう。

ドコモhome 5Gと同様に解約時の出費が高額になる可能性があるため、契約期間は事前に想定しておけると安心です。

(3)評判は賛否両論

ソフトバンクユーザーは恩恵を受けやすいモバレコエアーですが、口コミでは賛否が大きく分かれています。

「キャッシュバックを活用して節約できた」という声が多い一方で、「対応エリア内なのに契約できない」「通信速度が遅い」といった意見も。

様々な評価があるのはモバレコエアーに限ったことではありませんが、キャッシュバックの金額だけで決めるのは得策といえません

設置するエリアで十分使えるかどうか、問い合わせなどで確認しておきましょう。

楽天モバイル「Rakuten Turbo」の評判は?

Rakuten Turbo(楽天ターボ)

安い料金設定で人気の「楽天モバイル」は、ポケット型WiFiのほかにホームルーター「Rakuten Turbo」も販売しています。

(税込)ホームルーターモバイルルーター
月額料金4,840円
→1年間1,980円
~3GB:1,078円
~20GB:2,178円
無制限:3,278円
事務手数料3,300円なし
端末代金41,580円7,980円
→実質1円
データ容量無制限無制限

ポケット型WiFiとは異なる価格設定で展開していますが、1年間は割引適用によって月額1,980円(税込)で利用可能です。

ただし、長期的に見るとスマホより高額になりやすい価格帯や対応エリアの狭さなど、見逃せないデメリットもあります。

特に対応エリアはほかのホームルーターに比べて範囲が限られているため、注意が必要です。

都市の中心部以外のエリアは、入念に確認するか選択肢を再考したほうがよいかもしれません。

RakutenTurboは高い・つながらないといった口コミも投稿されているので、料金・通信速度両方で損をしないかしっかりチェックしておきましょう。

ホームルーターに関するよくある質問

最後に、ホームルーターについてよく見られる質問と、その回答を3つピックアップしました。

ホームルーターでオンラインゲームはできる?

ホームルーターでオンラインゲームをすることは可能です。

ただし、光回線に比べると速度・安定性に不満を感じるかもしれません。

カードゲームのようなジャンルであれば比較的スムーズですが、FPSのように大容量のタイトルではフリーズやラグが発生するリスクも高くなります。

開通工事ができずホームルーターの導入を検討している方は、ドコモhome 5GやWiMAXホームルーターなど回線速度の速い機種を選ぶのがおすすめです。

なお、WiMAXであればホームルーターをレンタルできる会社もあるため、一度速度を確認して契約を検討するのも有効な方法です。

一人暮らしならホームルーターで十分?

ホームルーターでストレスなく生活できるかどうかは、接続台数や周辺の環境、回線エリアなど複数の要因に左右されます。

接続台数は少ないほうが速度を発揮しやすいため、家族で複数台同時に接続するよりは、一人暮らしのほうがよいといえるでしょう。

回線の対応エリア内でも、周りの建物などによって安定性が落ちるケースもあります。

テレワークで1日中ネットを使う方は、通信のムラがストレスに感じるかもしれません。

またカシモWiMAXをはじめとするサービスでは、万が一使えなかったときのために8日間の返却期間を設けています。

使用感が不安な方は、返却も視野に入れて導入してみるのがおすすめです。

ホームルーターのデメリットは?

コンセントに挿すだけで使い始められるのが魅力的なホームルーターですが、光回線に比べると通信速度は落ちてしまいます。

また、「置くだけWiFi」と呼ばれる通り据え置き前提なので、ポケット型WiFiのような携帯には適していません。

ホームルーターのデメリットをカバーし、ポケット型WiFiの手軽さを備えたのがホームルーターといえるでしょう。

【結論】ホームルーターのおすすめはこれ

  • 安さと通信速度のバランスがよいのはWiMAX
  • 機種のおすすめは「HOME 5G L13」
  • カシモWiMAXはお得なキャンペーンもあっておすすめ

安さと通信速度を両立させたいならWiMAXホームルーターがおすすめです。

特にWiMAXの中でもカシモWiMAXは、お得なキャッシュバックと初月割引を適用できるのが魅力です。

光回線やポケット型WiFiに比べると選択肢は限られます。

しかし、安さだけでなく実質月額料金・対応エリア・端末代金などを比較しながら最適なホームルーターを見つけましょう。