「〇〇 WiMAX」と名のつくWiFiサービスは数多くありますが、何が違うのかわからない方が多いのではないでしょうか。

実は「WiMAX」と名前のつくWiFiサービスは、同じ通信回線を使っているため、速度や繋がりやすさは同じです。

通信品質は同じですが、WiMAXは、各社料金やキャッシュバックキャンペーンが異なります。

この記事では、プロバイダ20社の違いを比較し、契約すべきおすすめWiMAXプロバイダを解説します。

【結論】WiMAXプロバイダを比較したおすすめはここ

WiMAXプロバイダ20社を比較した結果、料金・サービスが優れたおすすめはこの3社です。

弊社が提供するカシモWiMAXは、契約翌月からずっと料金が変わらない、シンプルでわかりやすい価格設定が人気です。

価格.comのモバイル回線プロバイダ人気ランキング2023(※)では、総合ランキング第1位を獲得し、ユーザー満足度の高さも伺えます。

GMOとくとくBB WiMAXと、BIGLOBE WiMAXもおすすめのプロバイダです。

2社とも端末代金27,720円(税込)がかかるため、端末代金無料のカシモWiMAXと比べるとお得度は低いと言えます。

プロバイダにこだわりがなければ、カシモWiMAXがお得です。

WiMAXプロバイダの比較や各サービスの料金について詳しく知りたい方は、このまま記事を読み進めてください。

※ 価格.com モバイル回線プロバイダ人気ランキング2023年（集計期間：2023年1月1日～2023年12月31日）

WiMAXとは？知っておきたい基本情報

WiMAXは、ネット回線の1つであるWiMAX回線を利用するWiFiサービスです。WiMAX回線は、KDDIグループのUQコミュニケーションズが提供しています。

ここでは、比較する前に知っておきたいWiMAXに関する基本情報をまとめています。

• 対応エリアについて
• 通信速度について
• データ容量・速度制限について
• ルーターの種類について
• スマホとのセット割引について

対応エリアは全国！人口カバー率99%以上

WiMAXは、全国47都道府県で使えるWiFiサービスです。4G通信に関しては人口カバー率が99%を超えているため、基本的にほとんどの地域で使えると考えてください。

5G対応エリアは拡大中で、現在は主に都市部で利用可能です。以下の地図では、現在の5G対応エリアに加えて、今後の拡大予定を確認できます。

朱色が5Gの中でも速度が速い「5G(sub6)」、オレンジ色が一般的な5G回線の「5G(NR化)」、黄色が「4G(au/WiMAX)」の対応エリアです。

引用:UQ WiMAX

WiMAXを契約する際は、自宅などよく使う場所で利用できるかどうか、エリア検索してから申し込みましょう。

▼こちらの記事では、WiMAXサービスエリアの確認方法を解説しています。WiMAXを申し込む際にあわせてご一読ください。

下り最大速度は4.2Gbps！5G通信に対応

WiMAXの回線は、次世代の移動通信システムである「5G」に対応しています。これまで主流だった4Gよりも通信速度が速いだけでなく、大容量かつ低遅延であることが特徴です。

WiMAXの最大通信速度は、ホームルーターが4.2Gbps、モバイルルーターが3.9Gbpsです。一般的な光回線は最大速度が1Gbpsなので、光回線以上の速さを実現しています。

なお、最大通信速度は通信環境として好条件が揃った場合の理論値なので、常にこの速度が出るわけではありません。実際に出る速度は、下り80～150Mbps程度です。

Web会議やオンラインゲームなど通信速度の速さが求められる作業でも、50Mbps以上あれば快適と言われています。そのため、一般的な使い方であれば十分な速度です。

▼以下の記事では、WiMAXの通信速度を実際に計測した結果を紹介しています。他社ポケット型WiFiよりも速いのか気になる方は、ぜひチェックしてみてください。

WiMAX+5GはWiMAX 2+よりも速くなった？速度を比較

2024年現在、WiMAXで契約できる料金プランはWiMAX+5Gのみです。WiMAX +5Gが登場する前は、WiMAX 2+というプランを提供していました。

WiMAX+5Gはその名の通り5G通信にも対応しているプランで、旧プランのWiMAX 2+に比べると、電波が届く範囲が広がり通信速度も大幅に向上しています。

プラン名	WiMAX+5G (Speed Wi-Fi 5G X12)	WiMAX 2+ (Speed Wi-Fi NEXT WX06)
下り平均速度	120.54Mbps	39.68Mbps
平均上り速度	18.49Mbps	5.87Mbps
平均Ping値	43.03ms	55.88ms

また、WiMAX 2+では「3日間で15GB以上」使うと通信制限にかかっていましたが、WiMAX+5Gになってこの条件が撤廃されました。

なお、WiMAX 2+をすでに契約している場合は、引き続き利用することが可能です。WiMAXを長く使い続けたい方や、WiMAX 2+の通信速度が気になる方は、WiMAX +5Gにプラン変更することをおすすめします。

データ容量無制限で速度制限なし

WiMAXは、データ容量無制限で利用できます。つまり、データ容量使い放題、通信し放題ということです。

以前は、「3日間で15GBを超えると翌日の夜間だけ通信速度が低下する」という条件がありましたが、2022年2月に撤廃されています。ただし、UQ WiMAXの公式サイトには、以下の記載があります。

より多くのお客さまにWiMAX +5Gを快適にご利用いただくために、一定期間内に大量のデータ通信のご利用があった場合、混雑する時間帯の通信速度を制限する場合があります。

引用：UQ WiMAX

「3日間で15GB」という条件は撤廃されましたが、大量のデータ通信を行うと速度制限にかかるようです。同じ回線を利用している他のユーザーに影響が出てしまうことが理由として挙げられます。

なお、具体的なデータ容量と時間帯については明記されていません。3日で100GB使っても速度制限にかかることはなかったという口コミもあるので、基本的には速度制限にかからないと考えて問題ないでしょう。

モバイルルーターだけでなくホームルーターも選べる

WiMAXは、ポケット型WiFiと呼ばれるモバイルルーターだけでなく、置き型のホームルーターも提供しています。

ホームルーターは自宅用のWiFiで、コンセントに挿すだけで使い始められます。光回線のような開通工事が不要なので、建物の構造上工事ができない場合におすすめです。

また、引っ越しをする際は、住所変更手続きをするだけでどこでも持ち運びができます。近々引っ越す予定がある方や、光回線の撤去工事が面倒という方も、ぜひWiMAXのホームルーターを検討してみてください。

▼ホームルーターの速度や安定性が気になる方は、WiMAXホームルーターの評判を解説しているこちらの記事を参考にしてください。

au・UQモバイルのセット割引が適用される

WiMAXとau・UQモバイルをセットで契約すると、スマホの月額料金から最大1,100円(税込)/月割引されます。

割引額はスマホのプランによって異なるので、以下の表を確認してください。

(税込)	プラン	割引額
UQモバイル 自宅セット割	ミニミニプラン	1,100円
	トクトクプラン	1,100円
	くりこしプラン+5G S/M ※受付終了	638円
	くりこしプラン+5G L ※受付終了	858円
au スマートバリュー	使い放題MAX 5G／4G ▼ もっとみる 使い放題MAX 5G ALL STARパック2 使い放題MAX 5G／4G テレビパック 使い放題MAX 5G／4G Netflixパック(P) 使い放題MAX 5G／4G Netflixパック 使い放題MAX 5G／4G DAZNパック 使い放題MAX 5G with Amazonプライム	1,100円
	スマホミニプラン 5G／4G	550円

スマホ料金が安くなることで、毎月の固定費を節約できます。

セット割引を利用する場合は、WiMAX契約後にau・UQモバイルで申し込み手続きを行いましょう。

WiMAXプロバイダの選び方・比較ポイント！何が違うの？

名前に「WiMAX」と付くWiFiサービスは、「WiMAXプロバイダ」と呼ばれます。ここでは、WiMAXプロバイダを比較するときのポイントや、共通点を解説します。

WiMAXプロバイダの共通点

WiMAXプロバイダを比較する前に、どのプロバイダを選んでも変わらないことを確認していきましょう。

各WiMAXプロバイダは、UQ WiMAXから回線を借りてサービスを提供しています。そのため、利用回線や通信品質などのサービス内容は同じです。

口コミを見ると、速度や安定性に違いがあるように思えますが、プロバイダごとに大きな差はありません。

WiMAXプロバイダごとに異なるのは、料金やキャンペーン、契約期間です。

月額料金や割引額は各WiMAXプロバイダが決定しているため、年間で数千円〜数万円も料金が変わってきます。

そのため、料金が安いWiMAXプロバイダを選べば、間違いなくお得にWiMAXを契約できます。

比較①：月額料金

データ容量無制限のプランを提供している点は同じですが、月額料金は大きく異なります。割引が適用されて一定期間だけ3,000円台で使えるプロバイダもあれば、ずっと料金が変わらないプロバイダもあります。

月で見ると数百円程度の違いですが、年単位で見ると数万円変わるため契約前にしっかりと確認しましょう。

WiMAXプロバイダ	月額料金(税込)
	初月	1年目	2年目	3年目	4年目～
カシモWiMAX	1,408円	4,818円	4,818円	4,818円	4,818円
GMOとくとく BB WiMAX	1,275円	3,762円	3,762円	4,807円	4,807円
BIGLOBE WiMAX	0円	3,773円	3,773円	4,928円	4,928円
Vision WiMAX	2,794円	4,796円	5,170円	5,170円	5,170円
縛られないWiFi	日割り	4,620円	4,620円	4,620円	4,620円

▼もっと見る

5G CONNECT	5,250円	5,250円	5,250円	5,250円	5,250円
DTI WiMAX	日割り	3,410円	3,960円	3,960円	4,730円
Broad WiMAX	1,397円	3,960円	3,960円	3,960円	4,950円
ASAHIネット WiMAX	4,928円	4,928円	4,928円	4,928円	4,928円
J:COM WiMAX	0円	4,268円	4,950円	4,950円	4,950円
ヨドバシカメラ WiMAX	0円	4,268円	4,950円	4,950円	4,950円
UQ WiMAX	日割り	4,268円	4,950円	4,950円	4,950円
DIS mobile WiMAX	4,268円	4,268円	4,950円	4,950円	4,950円
Tikiモバイル WiMAX	4,400円	4,400円	5,115円	5,115円	5,115円
エディオンネット WiMAX	4,268円	4,268円	4,950円	4,950円	4,950円
KT WiMAX	日割り	4,268円	4,950円	4,950円	4,950円
BIC WiMAX	日割り	4,268円	4,950円	4,950円	4,950円
Yamada Air Mobile	日割り	4,268円	4,950円	4,950円	4,950円
hi-ho WiMAX	日割り	4,257円	4,939円	4,939円	4,939円
au	日割り	4,908円	5,458円	5,458円	5,458円

月額料金割引があるプロバイダは、契約年数によって料金が変わります。長期間利用していると「料金が高くなった」と感じるかもしれません。

そのため、WiMAXを安く使いたい場合は、利用期間の合計金額で比較することをおすすめします。

比較②：端末代金

WiMAXプロバイダで取り扱っている端末は基本的にすべて同じです。ほとんどのプロバイダが、モバイルルーターは「Speed Wi-Fi 5G X12」、ホームルーターは「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」を販売しています。

しかし、端末の販売価格はそれぞれ異なります。多くのプロバイダは27,720円(税込)ですが、Broad WiMAXは同じ端末でも31,680円(税込)です。

WiMAX プロバイダ	端末代金 (税込)
カシモWiMAX	27,720円 →実質0円
GMOとくとく BB WiMAX	27,720円
BIGLOBE WiMAX	27,720円
Vision WiMAX	27,720円
縛られないWiFi	無料レンタル

▼もっと見る

WiMAX プロバイダ	端末代金 (税込)
5G CONNECT	無料レンタル
DTI WiMAX	27,720円
Broad WiMAX	31,680円
ASAHIネット WiMAX	27,720円
J:COM WiMAX	27,720円 →10,780円
ヨドバシカメラ WiMAX	27,720円 →0円
UQ WiMAX	27,720円 →6,732円
DIS mobile WiMAX	27,720円
Tikiモバイル WiMAX	27,720円 →19,140円
エディオンネット WiMAX	27,720円
KT WiMAX	27,720円
BIC WiMAX	27,720円
Yamada Air Mobile	27,720円
hi-ho WiMAX	27,720円 →実質0円
au	27,720円 →16,720円

カシモWiMAXは、36ヵ月間利用すると割引で端末代金が相殺されて、実質0円になります。また、J:COM WiMAXやヨドバシカメラ WiMAXなど一部のプロバイダでは、端末割引キャンペーンを実施中です。

月額料金に加えて、端末を安く買えるかどうかも比較してから申し込みましょう。

比較③：キャンペーン・キャッシュバック

WiMAXプロバイダでは、それぞれ独自のキャンペーンを実施しています。キャンペーン内容は、キャッシュバック、月額料金・端末代金割引、他社違約金負担など様々です。

ここでは、キャッシュバックを実施している主なプロバイダを比較してみましょう。

WiMAX プロバイダ	キャッシュバック	受取時期	受取手続き
カシモWiMAX	10,000円分 (Amazonギフト券)	3ヵ月後	不要
GMOとくとく BB WiMAX	15,000円	12ヵ月後	必要
BIGLOBE WiMAX	16,000円	1ヵ月後	必要
Vision WiMAX	15,000円	3ヵ月後	必要

比較表を見ると、複数のWiMAXプロバイダで10,000円台のキャッシュバックキャンペーンを実施していることがわかります。

どのキャンペーンを利用するかを決めるときに確認しておきたいのが「受取時期」と「受取手続きの有無」です。

プロバイダによっては、キャッシュバックの受取時期が契約から1年前後に設定されていたり、案内メールが届いた月に手続きをしないと受け取りができなかったりすることがあります。

案内メールが届いていることに気付かずもらい忘れてしまったというケースもあるので、注意しましょう。

また、現金キャッシュバックの場合は銀行口座の登録なども必要です。

すぐに受け取りたいという方は受け取り時期が早いプロバイダ、もらい忘れが心配という方は受け取り手続きが不要なプロバイダを選ぶことをおすすめします。

比較④：支払い方法

WiMAXの支払い方法は、基本的にクレジットカードのみです。口座振替やデビットカードでの支払いに対応しているプロバイダは、多くありません。

BIGLOBE WiMAXとBroad WiMAXは、口座振替を選択すると手数料220円(税込)/月がかかります。

デビットカードに関しては、カード会社によって対応状況が異なるので、申し込みをする前に確認しましょう。

比較⑤：届くまでの日数

WiMAXは、ルーターが届いたその日から使えることが特徴の1つとして挙げられます。しかし、届くまでの日数はプロバイダによって異なるので、なるべく早く使い始めたいという場合は事前に確認しましょう。

WiMAX プロバイダ	届くまでの 最短日数
カシモWiMAX	翌日
GMOとくとく BB WiMAX	翌日
BIGLOBE WiMAX	2日
Vision WiMAX	翌日
縛られないWiFi	翌日

▼もっと見る

WiMAX プロバイダ	端末代金 (税込)
5G CONNECT	翌日
DTI WiMAX	3日
Broad WiMAX	翌日
ASAHIネット WiMAX	3日
J:COM WiMAX	1週間前後
ヨドバシカメラ WiMAX	翌日
UQ WiMAX	2日
DIS mobile WiMAX	記載なし
Tikiモバイル WiMAX	1週間
エディオンネット WiMAX	記載なし
KT WiMAX	記載なし
BIC WiMAX	記載なし
Yamada Air Mobile	記載なし
hi-ho WiMAX	5日
au	2日

なお、上記は届くまでの最短日数なので、申し込みのタイミングやお住まいの地域によってはもう少しかかる可能性があります。あくまでも目安としてお考えください。

また、即日発送で翌日に受け取りたい場合は、各プロバイダで指定されている時間までに申し込みをしましょう。

おすすめWiMAXプロバイダ20社を徹底比較！

人気WiMAXプロバイダ20社の、月額料金・端末代金・キャンペーンを比較しました。公平に比較するため、実質月額料金で比較しています。

実質月額料金とは、（月額料金＋端末代金）- 割引＝総額料金とし、総額を契約月で割った1ヵ月あたりの料金のことです。本記事では利用期間を36ヵ月間として計算しています。

なお、有料オプション加入が必要な割引や、受け取りが難しいキャッシュバックキャンペーンは加味していません。

複雑な手続きを行わないと安くならないのは、ユーザーにとって本質的にお得ではないと考えるからです。

WiMAXプロバイダ	実質月額料金 (税込)	月額料金 (税込)	端末代金 (税込)	キャッシュバック	公式サイト
	4,446円	初月：1,408円 翌月以降：4,818円	27,720円 →0円(※)	Amazonギフト券 10,000円分	詳細
	4,049円	初月：1,315円 1～35ヵ月目：3,762円 36ヵ月目以降：4,807円	27,720円	15,000円	詳細
	4,379円	1～24ヵ月目：3,773円 25ヵ月目以降：4,928円	27,720円	16,000円	詳細
	5,053円	初月：2,794円 1～12ヵ月目：4,796円 13ヵ月目以降：5,170円	27,720円	15,000円	詳細
	4,620円	4,620円	無料レンタル	–	詳細

▼もっと見る

WiMAXプロバイダ	実質月額料金 (税込)	月額料金 (税込)	端末代金 (税込)	キャッシュバック	公式サイト
5G CONNECT	5,250円	5,250円	無料レンタル	–	詳細
DTI WiMAX	4,531円	1～13ヵ月目：3,410円 14～37ヵ月目：3,960円 38ヵ月目以降：4,730円	27,720円	–	詳細
Broad WiMAX	4,587円	初月：1,397円 1～ 36ヵ月目：3,960円 37ヵ月目以：4,950円	31,680円	–	詳細
ASAHIネット WiMAX	4,858円	4,928円	27,720円	–	詳細
J:COM WiMAX	4,885円	初月：無料 1～12ヵ月目：4,268円 14ヵ月目以降：4,950円	27,720円 →10,780円	–	詳細
ヨドバシカメラ WiMAX	4,585円	初月：0円 1～13ヵ月目：4,268円 14ヵ月目以降：4,950円	27,720円 →0円	–	詳細
UQ WiMAX	4,891円	1～13ヵ月目：4,268円 14ヵ月目以降：4,950円	27,720円 →6,732円	–	詳細
DIS mobile WiMAX	5,206円	1～13ヵ月目：4,268円 14ヵ月目以降：4,950円	27,720円	–	詳細
Tikiモバイル WiMAX	5,388円	1～13ヵ月目：4,268円 14ヵ月目以降：4,950円	27,720円 →19,140円	–	詳細
エディオンネット WiMAX	5,474円	4,950円	27,720円	–	詳細
KT WiMAX	5,474円	1～13ヵ月目：4,268円 14ヵ月目以降：4,950円	27,720円	–	詳細
BIC WiMAX	5,474円	1～13ヵ月目：4,268円 14ヵ月目以降：4,950円	27,720円	–	詳細
Yamada Air Mobile	5,474円	1～13ヵ月目：4,268円 14ヵ月目以降：4,950円	27,720円	–	詳細
hi-ho WiMAX	5,482円	1～12ヵ月目：4,257円 13ヵ月目以降：4,939円	27,720円 →0円(※)	–	詳細
au	5,724円	1～13ヵ月目：4,908円 14ヵ月目以降：5,458円	27,720円 →16,720円	–	詳細

WiMAXを比較した結果、実質月額料金は4,000円〜6,000円程度とかなり価格差がありました。

実質月額料金が安くておすすめできる、「カシモWiMAX」「GMOとくとくBB WiMAX」「BIGLOBE WiMAX」3社を詳しく紹介していきます。

おすすめ①：カシモWiMAX

WiMAXおすすめプロバイダ1つ目は、カシモWiMAXです。

最安ではないものの、初月以降は料金がずっと変わらないシンプルでわかりやすい料金プランが評判になっています。

Amazonギフト券10,000円分が確実にもらえるため、契約者全員がキャッシュバックを受け取れるのも魅力の1つです。

また、端末が分割サポート(36回)で実質無料になるほか、au・UQモバイルのスマホセット割などでさらにお得になります。

カシモWiMAXは即日発送に対応しており、最短で申し込みの翌日から使えるため、すぐにネット環境を整えたいという方にも良いでしょう。

(税込)	カシモWiMAX
データ容量	実質無制限
月額料金 (縛りなしプラン)	契約初月：1,408円 翌月〜：4,818円
初月の料金	1,408円 （日割りなし）
スマホセット割引	au：最大1,100円/台 UQモバイル：最大1,100円/台
端末代金	実質0円 （770円/月を36ヵ月割引）
事務手数料	3,300円
キャッシュバック	Amazonギフト券10,000円
3年間の合計料金 ーキャッシュバック	160,038円
実質月額料金	4,446円
違約金	0円
支払い方法	クレジットカード
契約期間の縛り	なし
5G対応	◯

▼実質月額料金の計算はこちら

月額料金(税込)	カシモWiMAX
初月	1,408円
1~36ヵ月目	4,818円
機種代金	0円
キャッシュバック	-10,000円
合計	160,038円
実質月額料金	4,446円

カシモWiMAXのメリット

ここでは、カシモWiMAXのメリットを4つご紹介します。

1. シンプルでわかりやすい料金プラン
2. 最新の5G端末が実質無料
3. Amazonギフト券10,000円分がもらえる
4. キャッシュバックが受け取りやすい

メリット1.シンプルでわかりやすい料金プラン

(税込)	カシモWiMAX
契約初月	1,408円
契約翌月〜	4,818円
端末分割代金(36回)	770円/月
端末分割払い サポート(36回)	-770円/月
月額料金	4,818円

カシモWiMAXの料金プランは、シンプルでわかりやすい点が特徴です。

契約初月(契約した月のこと)の料金が1,408円(税込)と特に安く、翌月以降はずっと料金が変わりません。

WiMAXプロバイダの多くは契約初期が安く、1〜2年経過すると料金が高くなるプロバイダが多いです。

その点、カシモWiMAXは料金がずっと安いままなので、長期間契約するほどお得です。

実際にポケット型WiFiを契約した方の多くも、「最初からずっと月額が変わらない」ポケット型WiFiを高く評価しています。

メリット2.最新の5G端末が実質無料

カシモWiMAXのメリット1つ目は、通常27,720円(税込)の最新5G対応ルーターが実質0円になることです。

端末の支払方法を36回払いにすると「端末分割払いサポート」で、毎月の請求額と同等の金額が割り引かれます。

つまり、毎月の支払いは月額料金のみで、端末代金負担は実質ありません。

メリット3.Amazonギフト券10,000円分がもらえる

WiMAXプロバイダの多くはキャッシュバックキャンペーンを実施していますが、カシモWiMAXでもお得なキャンペーンを実施中です。

現在、当サイト限定で10,000円分のAmazonギフト券がもらえます。

面倒な受け取り手続きや有料オプションは不要で、開通の3ヵ月後に受け取り可能です。

ご希望の方は、「カシモWiMAX公式サイト」から手続きを進めてください。

メリット4.キャッシュバックが受け取りやすい

WiMAXキャッシュバックの多くは、振込先の口座を登録したり書類を郵送したりする手続きがあります。

しかし、カシモWiMAXにはこうした受け取り手続きは必要なく、他社キャッシュバックに比べて受け取りやすい点が特徴です。

申し込みから2〜3日以内に端末が届き、端末のお届け日から3ヵ月後の月末までにギフトコードがメールで届きます。

届いたコードは、Amazonのアカウントに登録するか支払い画面で入力するだけで利用可能です。

カシモWiMAXのデメリット

ここでは、カシモWiMAXのデメリットを2つご紹介します。

1. 初月が日割計算にならない
2. 途中で解約すると残債が発生する

デメリット1.初月が日割計算にならない

カシモWiMAXの初月の月額料金は1,408円(税込)です。既に基本料金から安い料金設定になっているため、日割り計算にはなりません。

月初に契約しても月末に契約しても支払う金額は同じですので、少しでもお得に利用したい方は月初に申し込みましょう。

なお、カシモWiMAXの契約日は、回線の開通日です。申し込みの当日から翌日に開通が完了してから発送されます。

残念ながら契約日の指定は受け付けていないので、月が切り替わってから申し込むのがおすすめです。

デメリット2.分割途中で解約すると残債が発生する

カシモWiMAXは「端末分割払いサポート」で毎月の端末代金が割引になりますが、途中で解約するとこの割引がなくなってしまいます。

3年間利用するなら気にする必要はありませんが、利用期間が決まっていない場合は注意が必要です。

残りの分割回数	残債
1回	770円
2回	1,540円
3回	2,310円
4回	3,080円
5回	3,850円

▼もっとみる

残りの分割回数	残債
6回	4,620円
7回	5,390円
8回	6,160円
9回	6,930円
10回	7,700円
11回	8,470円
12回	9,240円
13回	10,010円
14回	10,780円
15回	11,550円
16回	12,320円
17回	13,090円
18回	13,860円
19回	14,630円
20回	15,400円
21回	16,170円
22回	16,940円
23回	17,710円
24回	18,480円
25回	19,250円
26回	20,020円
27回	20,790円
28回	21,560円
29回	22,330円
30回	23,100円
31回	23,870円
32回	24,640円
33回	25,410円
34回	26,180円
35回	26,950円

例えば1年で解約する場合、分割払いサポートによる割引額は9,240円(税込)で残債は18,480円(税込)です。

しかし、2年間利用すれば残債は9,240円(税込)と1万円未満で済み、長く使うほど残債は少なくなります。

なお、利用期間が半年〜1年程度という方は、端末購入ではなくレンタルサービスの利用を検討してみてください。

▼以下の記事では、カシモWiMAXを実際に利用している方の評判・口コミを紹介しています。カシモWiMAXの契約を検討している方は、あわせてご一読ください。

おすすめ②：GMOとくとくBB WiMAX

WiMAXおすすめプロバイダ2つ目は、GMOとくとくBB WiMAXです。

GMOとくとくBB WiMAXは、安い料金設定とキャッシュバックが魅力のWiMAXプロバイダです。

月額料金の割引だけではなく、高額なキャッシュバックキャンペーンも実施しています。

契約期間は2年間ですが、解約違約金は0円なので実質縛りなしで利用できる点もGMOとくとくBB WiMAXの魅力です。

(税込)	GMOとくとくBB WiMAX
データ容量	実質無制限
月額料金	契約初月：1,375円 1〜36ヵ月まで：3,762円 36ヵ月以降〜：4,807円
初月の料金	日割りなし
スマホセット割引	au：最大1,100円/台 UQモバイル：最大1,100円/台
端末代金	27,720円
事務手数料	3,300円
キャッシュバック	15,000円
3年間の料金 ーキャッシュバック	145,765円
実質月額料金	4,049円
違約金	ー
支払い方法	クレジットカード
契約期間の縛り	2年 (実質縛りなし)
5G対応	◯

▼実質月額料金の計算はこちら

月額料金(税込)	GMO WiMAX
端末発送月	1,375円
1ヵ月目～35ヵ月目	3,762円
36ヵ月目～	4,807円
機種代金	27,720円
キャッシュバック	15,000円
合計	145,765円
実質月額料金	4,049円

GMOとくとくBB WiMAXのメリット

ここでは、GMOとくとくBB WiMAXのメリットを4つご紹介します。

1. 月額料金の割引が長く続く
2. 高額キャッシュバックがもらえる
3. 最大40,000円まで解約違約金を負担
4. オプションを無料で試せる

メリット1.月額料金の割引が長く続く

GMOとくとくBB WiMAXのメリットは、長期間の月額割引適用でお得に利用できる点です。

月額料金は利用期間によって異なり、端末発送月は1,375円(税込)で利用できます。その後は1～35ヵ月目、36ヵ月目〜と徐々に料金が上がっていく料金プランです。

36ヵ月以上利用する場合は割高になりますが、35ヵ月目までは比較的安い料金で利用できます。

なお、端末代金の割引はないため、毎月の支払いは月額料金とあわせて端末代金の支払いも必要です。

メリット2.高額キャッシュバックがもらえる

GMOとくとくBB WiMAXの特徴は、高額キャッシュバックキャンペーンを実施している点です。

毎月金額が変わりますが、常時20,000円〜30,000円前後の高額キャッシュバックを行っています。

現在は、15,000円のキャッシュバックを実施中です。対象オプションに加入すれば、キャッシュバックが2,000円増額されます。

ただし、GMOとくとくBB WiMAXの評判ではキャッシュバックは受け取りが難しいとの声が多いです。

キャッシュバックの受け取りには、契約から11ヵ月後にGMO専用メールアドレスに届くメールから手続きする必要があります。

キャッシュバックなしでも料金が安いWiMAXプロバイダですが、受け取り忘れないようカレンダーやリマインダーを使って手続きをしましょう。

メリット3.最大40,000円まで解約違約金を負担

GMOとくとくBB WiMAXには、他社インターネット回線の解約違約金を負担してくれるキャンペーンがあります。

乗り換え時に発生した違約金を、最大40,000円まで負担してくれるのです。

対象はADSL、光回線、モバイルWiFiが対象になっているため、どこから乗り換えた場合もほぼ適用されます。

特徴（1）でご紹介したキャッシュバックキャンペーンと併用することが可能です。すべての適用条件を満たす場合、合計で67,000円を受け取れます。

なお、キャッシュバック金額は支払った違約金によって変動します。明細の提出などいくつか条件があるので、必ず事前に公式サイトで確認しましょう。

メリット4.オプションを無料で試せる

GMOとくとくBB WiMAXでは、オプション料金が最大3ヵ月間0円で利用できます。

例えば、「安心サポート」は、WiMAXが故障した時に無償で修理してもらえるオプションです。通常月額330円(税込)のところ、最大2ヵ月0円になります。

この「安心サポート」に加入できるのは入会時のみで、あとから加入することはできません。まずは加入しておいて、不要だと思ったら無料期間中に解約しましょう。

なお、「インターネット安心セキュリティ」と「スマホトラブルサポート+」は、2,000円キャッシュバック増額特典の対象です。

無料で試せるだけではなくもらえるキャッシュバックが増えますので、こちらのオプション加入もぜひ検討してみてください。

GMOとくとくBB WiMAXのデメリット

ここでは、GMOとくとくBB WiMAXのデメリットを2つご紹介します。

1. キャッシュバックを受け取れないリスクがある
2. 違約金負担には上限がある

デメリット1.キャッシュバックを受け取れないリスクがある

GMOとくとくBB WiMAXは、高額キャッシュバックが魅力のWiMAXプロバイダですが、受け取り手続きが複雑です。

手続きの流れは、以下をご確認ください。

1. 公式サイトから申し込む
2. 申し込み時に新規で基本メールアドレスが作成される
3. 端末発送月を含む11ヵ月目に上記のアドレス宛にメールが届く
4. キャッシュバック特典の振込口座を登録する
5. 返信の翌月末日（営業日）に指定の口座に振り込まれる

キャッシュバックを受け取るには、契約から11ヵ月後に届くメールに従って、期限内に口座情報の登録を済ませなければなりません。

手続きを忘れて期限を過ぎてしまうと、せっかくの高額キャッシュバックが受け取れなくなってしまいます。

そのため、「キャッシュバックを必ず受け取りたい」「手続きを忘れてしまいそう」という方には向いていません。

デメリット2.違約金負担には上限がある

GMOとくとくBB WiMAXは、他社から乗り換える際にかかる解約違約金等相当額をキャッシュバックで還元しています。

上限は40,000円なので、どれだけかかっても全額負担してもらえるというわけではありません。

なお、他社違約金負担を希望の場合は申込み後に別途、解約違約金キャッシュバック申請フォームにて手続きが必要です。

また、端末発送月の3ヵ月末までに他社サービスの解約違約金等がわかる明細を提出しなければなりません。

さらに、通常キャッシュバックと同様に契約から11ヵ月目に届くメールの案内に従って口座情報を登録する必要があります。

▼GMOとくとくBB WiMAXの料金やキャッシュバックに関する評判が気になる方は、こちらの記事を参考にしてください。

おすすめ③：BIGLOBE WiMAX

WiMAXおすすめプロバイダ3つ目は、BIGLOBE WiMAXです。

BIGLOBE WiMAXは契約期間の縛りが短く、口座振替で契約できる点が魅力のWiMAXプロバイダです。

今ならクーポンの利用で16,000円のキャッシュバックがもらえる期間限定キャンペーンも実施しているため、さらにお得に申し込みができます。

　　

(税込)	BIGLOBE WiMAX
データ容量	実質無制限
月額料金	1ヵ月目～24ヵ月目：3,773円 25ヵ月目～：4,928円
初月の料金	0円
スマホセット割引	au：最大1,100円/台 UQモバイル：最大1,100円/台
端末代金	27,720円
事務手数料	3,300円
キャッシュバック	16,000円
3年間の料金 ーキャッシュバック	161,408円
実質月額料金	4,484円
違約金	0円
支払い方法	クレジットカード 口座振替
契約期間の縛り	なし
5G対応	◯

▼実質月額料金の計算はこちら

月額料金(税込)	BIGLOBE WiMAX
1ヵ月目～24ヵ月目	3,733円
25ヵ月目～36ヵ月目	4,928円
機種代金	27,720円
キャッシュバック	16,000円
合計	161,408円
実質月額料金	4,484円

BIGLOBE WiMAXのメリット

ここでは、GMOとくとくBB WiMAXのメリットを4つご紹介します。

1. 縛りなし・2年間の料金が安い
2. キャッシュバックが翌月もらえる
3. クレジットカードなしで契約できる
4. SIMカードのみで契約できる

メリット1.縛りなし・2年間の料金が安い

BIGLOBE WiMAXは契約から2年間月額料金が割引され、月々1,155円(税込)安くなります。

さらに、BIGLOBE WiMAXには契約期間の縛りがありません。いつ解約しても違約金がかからないため、好きなタイミングで解約・乗り換えが可能です。

そのため、月額料金が安い最初の2年間はBIGLOBE WiMAXを契約し、その後他社WiMAXに乗り換えるとお得に契約できます。

メリット2.キャッシュバックが翌月もらえる

BIGLOBE WiMAXでは、期間限定で16,000円キャッシュバックがもらえるキャンペーンを実施しています。

キャッシュバックキャンペーンは不定期開催であり金額が変わることもあるため、お得に申し込みをしたいなら高額キャッシュバックがもらえる今がチャンスです。

• 特典内容：翌月16,000円キャッシュバック
• クーポンコード：AMK
• 対象期間：2024年5月7日 23:50まで

データ端末の同時申し込み、クーポン利用が条件です。

振り込み口座の登録は「キャッシュバック対象月」の月初2日目午後からできますので、手続きを忘れないようにしましょう。

なお、「キャッシュバック対象月」はマイページの特典一覧から確認が可能です。

メリット3.クレジットカードなしで契約できる

WiMAXを含むほとんどのポケット型WiFiは、契約にクレジットカードが必要です。

しかし、BIGLOBE WiMAXはクレジットカードを持っていなくても契約できます。

BIGLOBE WiMAXは口座振替で契約できるため、銀行口座を持っていればクレジットカードなしで契約可能です。

なお、口座振替払いはクレジットカード払いに比べて導入までの時間と手間がかかります。事前に手続きの流れを見ておきましょう。

1. Webまたは電話で申し込みを行う
2. 申し込みから1週間程度で「支払方法登録申込書」と「BIGLOBE会員証」が届く
3. 「支払方法登録申込書」に記入を済ませて、返送する
4. BIGLOBEで内容を確認し、返送から7日程度で⽀払い⽅法が確定する
5. 支払方法の確定後、通常2日～1週間で端末が届く

(3)の申し込み後に行う「支払方法登録申込書」の返送が遅れると、その後のスケジュールも遅れてしまいます。

内容に不備があると確認や訂正に時間がかかってしまうため、ご注意ください。

メリット4.SIMカードのみで契約できる

BIGLOBE WiMAXは、SIMカードのみの申し込みを受け付けています。

そのため、既に端末を持っていて、手持ちの端末でWiMAXの利用を再開したいと考えている方におすすめです。

端末を新しく購入する必要がないため、毎月の支払いは月額料金のみで利用できます。

SIMカードを契約したい方は公式サイトの申し込みページから「SIMのみ」を選択してください。

BIGLOBE WiMAXのデメリット

ここでは、BIGLOBE WiMAXのデメリットを2つご紹介します。

1. 口座振替の場合は手数料がかかる
2. 口座振替は端末一括払いのみ

デメリット1.口座振替の場合は手数料がかかる

BIGLOBE WiMAXのメリットとしてクレジットカードなしでも契約できる点を挙げました。

しかし、口座振替を利用する場合は手数料がかかる点に注意が必要です。

毎月の月額料金とあわせて、口座振替支払いの手数料として220円(税込)がかかります。

これは、クレジットカード払いではかからない費用ですので、お得に利用したい方はクレジットカード払いを選択してください。

デメリット2.口座振替は端末一括払いのみ

口座振替を利用する場合は、端末代金の支払いは代金引換での一括払いのみです。

クレジットカード払いのように分割払いはできません。

また、端末代金とあわせて代金引換手数料440円(税込)も発生します。端末代金27,720円(税込)＋440円(税込)で、合計金額は28,160円(税込)です。

なお、これらの費用はBIGLOBE WiMAXに限ったものではありません。

口座振替で支払う場合は、どのプロバイダでも基本的には口座振替手数料と代金引換手数料がかかります。

▼サービス内容についてもう少し詳しく知りたい方は、BIGLOBE WiMAXの評判・口コミをまとめている記事を参考にしてください。

WiMAXプロバイダの申し込み方法

次に、WiMAXプロバイダと端末を選ぶ際のポイントや、申し込みの流れをご紹介します。

1. WiMAXプロバイダを選ぶ
2. 端末の種類を選ぶ
3. Webサイトで申し込む
4. ルーターの設定を行う

WiMAXで契約を申し込む前に、「WiMAXプロバイダ」と「端末の種類」の2つを選ぶ必要があります。

確実に安くお得にWiMAXを契約するために、1つ1つ比較して一緒に選んでいきましょう。

①WiMAXプロバイダを選ぶ

WiMAXをお得に契約するために、まずはWiMAXのプロバイダ選びです。WiMAXプロバイダの違いは、ほぼ料金ということを解説しました。

WiMAX契約中にかかる料金は、基本的に(1)月額料金、(2)端末代金、(3)キャンペーン・適用条件の3つです。

スマホとのセット割引やキャッシュバックキャンペーンがあれば、これら合計料金から安くなります。

どんな点に注意してWiMAXプロバイダを比較すべきか、見るべきポイントを解説していきます。

料金比較(1)契約期間全体の月額料金

WiMAXプロバイダの月額料金を比較する際は、契約期間全体の料金を見るのがおすすめです。

WiMAXプロバイダには○年契約などの「縛りあり」 プランと、契約期間がない「縛りなし」プランがあります。

縛りありプランは月額料金が安いですが、途中で解約すると違約金がかかります。一方、縛りなしプランは月額料金が少し高いものの、いつ解約しても違約金がかかりません。

2年や3年程度の利用なら縛りありプランがおすすめですが、一定期間使うと値上がりすることがあるため注意が必要です。

なお、最近では縛りありプランを廃止しているプロバイダも増えています。縛りなしでお得に契約できるサービスもありますので、何社か比較して自分にあったものを選びましょう。

どのWiMAXも料金プランは共通

WiMAXの料金プランは、どのプロバイダも「ギガ放題プラス」プランの1種類です。

そのため、どのWiMAXプロバイダを選んでも使えるデータ容量やサービス内容は変わりません。

以前まで提供されていたWiMAX2+の「ギガ放題」プランは、新規申込受付が終了しています。

現在WiMAXで契約できるのは、WiMAX+5Gの「ギガ放題プラス」プランのみです。

プラン名	ギガ放題プラス(WiMAX+5G) 新プラン	ギガ放題(WiMAX2+) 旧プラン
回線	5G(au) 4G LTE(au) WiMAX2+	4G LTE(au) WiMAX2+
データ容量	無制限	無制限(10GB/3日間)
下り最大速度	3.9Gbps(※1)	440Mbps(※2)
上り最大速度	183Mbps(※1)	75Mbps(※2)

新旧プランを比較すると、使っている回線・データ容量・速度どれをとっても新料金プランの方が優れています。

「WiMAX+5G」という名前から、使っている回線は5G回線のみと思われがちですが、実際には4GやWiMAX2+回線も使えます。

速度の面でも下り最大速度が440Mbpsから3.9Gbps(=3,900Mbps)と、8倍以上も速度が上がっています。

どのWiMAXも実質無制限に使える

元々WiMAXには、3日間で〇〇GB以上使うと一時的に最大速度が遅くなるという、速度制限がありました。

WiMAX2+プランは「3日間で10GB以上」、WiMAX+5Gプランは「3日間で15GB以上」が速度制限対象でした。

データ使用量が超過した日の翌日の18時〜翌々日2時までの8時間、最大速度が1Mbpsになっていました。

しかし、2022年2月に「3日間で15GB以上」の条件がなくなり、速度制限は実質撤廃されたのです。そのため、現在のWiMAXは実質無制限に使えます。

公式発表では完全に速度制限がなくなったわけではありませんが、3日間で100GB以上使っても速度制限にかからなかったという口コミもありました。

>>WiMAXプロバイダ20社比較はこちら

料金比較(2)端末代金

どのWiMAXプロバイダも、WiMAXルーターの種類は同じです。

しかし、端末代金がかかるWiMAXプロバイダとかからないプロバイダがあります。

WiMAXの端末代金は2～3万円かかりますが、割引で安くなることやキャッシュバックで無料になるWiMAXプロバイダもあります。

端末代金を36分割した料金を毎月割引し、3年契約すれば端末代金が実質無料になるWiMAXプロバイダもあります。

ただし、3年未満で解約した場合は残債を支払う必要があり、端末代金が0円にならないので注意しましょう。

端末代金と月額料金を合算した合計料金が安いWiMAXプロバイダを選ぶのがおすすめです。

>>WiMAXプロバイダ20社比較はこちら

料金比較(3)キャンペーン・適用条件

月額料金・端末代金を比較したら、最後にWiMAXプロバイダのキャンペーンを比較します。

各社独自に行っているため、キャンペーンやキャッシュバック内容はプロバイダによって異なります。

WiMAXプロバイダのキャンペーンは、大きく3つの種類があります。

• 月額料金・端末代金の割引キャンペーン
• キャッシュバックキャンペーン
• 違約金負担キャンペーン

月額料金・端末代金の割引は、請求料金から自動で割引されるため比較的わかりやすいキャンペーンです。

注意すべきなのは、キャッシュバックと違約金負担キャンペーンの2つです。どちらのキャンペーンにもいえることは、適用条件を必ず確認するということです。

キャッシュバックも違約金負担も数万円お得になる可能性があるため魅力的です。

しかし、適用条件がかなり厳しいケースや手続きが複雑なWiMAXプロバイダも多くあります。

もらえる金額が高いほど条件や受け取り方法も難しくなる傾向にあるため、高額キャンペーンは本当に適用されるかしっかり確認しましょう。

>>WiMAXプロバイダ20社比較はこちら

▼WiMAXプロバイダでは、常時お得なキャンペーンを実施しています。キャンペーンでお得に申し込みたい方は、WiMAXのキャンペーンを比較している以下の記事をご一読ください。

②機種を選ぶ

WiMAXプロバイダが決まったら、次に機種選びです。

WiMAXの機種には、モバイルルーターとホームルーターの2種類があります。どちらにしようか悩んでいる方に向けて、それぞれのメリットをご紹介します。

	モバイルルーター	ホームルーター
端末
下り最大速度	3.9Gbps	4.2Gbps
持ち運び	◯	△ コンセントが必須
速度	◯	◯
安定性	◯	◯
大人数での使用	△	◯

結論からいうと、自宅メインで使う場合はホームルーター、それ以外の方はモバイルルーターがおすすめです。

WiMAXモバイルルーターは手軽に持ち運びできるため外出先でも使えて、スマホのデータ通信料を節約できるのがメリットです。

WiMAXホームルーターはコンセントがある場所なら自宅以外でも利用可能ですが、持ち運ぶ際の手軽さはモバイルルーターに劣ります。

自宅で安定したネット回線を利用したい方におすすめです。また、同時に無線接続できる台数が多く、家族全員での利用にも向いています。

ホームルーターの方が通信速度が安定しやすいですが、大人数で使わない限りそこまで速度や安定性は変わりません。

そのため、外出先でも使えるモバイルルーターの方が利便性が高く、おすすめです。

>>WiMAXプロバイダ20社比較はこちら

③Webサイトで申し込む

どのWiMAXプロバイダも申し込みの流れは基本的に同じなので、カシモWiMAXの申し込み画面を例に見ていきましょう。

WiMAXの申し込み完了後は早ければ当日中、大体翌日には端末が発送されます。発送の翌日には届くため、WiMAX申し込みから2〜3日程度で使えるようになる計算です。

ただし、プロバイダによっては1週間程度かかることもあります。また、お住まいの地域によっては到着まで時間がかかることもあるため、事前に各社公式サイトで日数を確認しましょう。

WiMAXルーターが届いた後は、同梱されているSIMカードを挿して電源を入れます。

接続したい端末にWiMAXルーターのSSIDとパスワードを入れれば、すぐにインターネットが使えるようになります。

WiFiやインターネットの接続方法については、WiMAXルーターと一緒に説明書が同封されているので、そちらも確認してみてください。

WiMAXのオプションは必要？

WiMAXには、様々な有料オプションサービスがあります。主なオプションとして、以下のようなものが挙げられます。

• 端末保証サービス
• セキュリティソフト
• 相談サポート
• 公衆WiFi使い放題
• パスワードマネージャー

基本的にオプションサービスの加入は必須ではないため、必要なものがあれば申し込み時に選択しましょう。

モバイルルーターの破損や紛失が心配な方は、端末保証サービスに加入しておくと安心です。WiMAXを仕事で使う人は、セキュリティサービスの加入を検討してみてください。

なお、提供しているオプションサービスは、WiMAXプロバイダによって異なるため、上記のオプションが必ずあるわけではありません。

また、同じようなオプションでも、プロバイダごとに内容や料金が異なります。

例えば、端末保証サービスの保証範囲や相談窓口のサポート内容はプロバイダによって違うため、公式サイトで事前に確認してください。

クレードルは購入するべき？

WiMAXの申し込み画面で、「クレードル」を購入するか選択する項目があります。

クレードルとは、モバイルルーターを設置して使う拡張機器のことです。

クレードルを使用することで、通信速度が安定したり、LAN接続が可能になったりというメリットがあります。また、クレードルで充電することも可能です。

結論、外出先だけでWiMAXを使う方や、充電をし忘れる心配がないという方は購入する必要がないと言えます。

自宅ではホームルーターのように使って、必要なときは持ち運んで使う、という使い方をしたい方はクレードルを購入しましょう。

▼こちらの記事では、WiMAXのクレードルが必要かどうかについて詳しく解説しています。

④ルーターの設定を行う

申し込み後、ルーターが届いたら初期設定や接続設定を行いましょう。

• Speed Wi-Fi 5G X12の設定方法
• Speed Wi-Fi HOME 5G L13の設定方法

Speed Wi-Fi 5G X12の設定方法

1. 同梱されているSIMカードを台紙から取り外す
2. 本体の側面にあるSIMスロットのカバーを外してSIMカードを挿入する
   （※SIMカードの金属面を上にして、カチッと音が鳴るまで押し込む）
3. 電源ボタンを長押しする
   （※画面に「NEC」と表示されるまで）
4. SIMカードを認識すると再起動する
5. 画面の内容に従って言語選択などの初回設定を行う
6. WiFiを接続する端末で該当するSSIDを選択してパスワードを入力する

以下の動画ではさらに詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

Speed Wi-Fi HOME 5G L13の設定方法

1. 同梱されているSIMカードを台紙から取り外す
2. 本体の底面にあるSIMスロットのカバーを外してSIMカードを挿入する
   （※SIMカードの金属面を上にして、カチッと音が鳴るまで押し込む）
3. 電源プラグを接続して電源を入れる
4. ランプがすべて緑色に点灯すれば準備完了
5. WiFiを接続する端末で該当するSSIDを選択してパスワードを入力する

以下の動画では、接続の詳しい手順やZTELinkアプリでの接続方法を紹介しています。

WiMAXはこんな人におすすめ

WiMAXはどんな人におすすめのサービスなのでしょうか？サービス内容を踏まえて、WiMAXがおすすめな人、向いていない人をまとめました。

WiMAXがおすすめな人

WiMAXは工事不要で使えるWiFiなので、すぐにWiFi環境が必要な人や、光回線の工事ができない・したくない人におすすめのサービスです。

最短翌日に届くプロバイダもあるので、申し込みをしたら最短で明日からWiFiを使えます。急な出張・テレワークや、旅行先に持って行きたい方にもぴったりです。

WiMAXは他のポケット型WiFiに比べると、月額料金が高めに感じるかもしれません。しかし、その分データ容量が無制限で使えたり、高品質な回線に接続できたりと多くのメリットがあります。

どの時間帯も通信速度が速く安定しているため、多少料金が高くても快適に使いたいという方に適したサービスと言えます。

また、WiMAXはau・UQモバイルのセット割引の対象です。セットで使うとスマホの料金から1,100円(税込)/月割引されるので、月々の通信費を安く抑えられます。

上記に当てはまる人は、WiMAXの申し込みを検討してみてはいかがでしょうか。

WiMAXが向いていない人

WiMAXはデータ容量無制限のプランのみを提供しているため、データ使用量が少ない人にとっては容量を持て余してしまうかもしれません。

毎月100GBも使わない、かつ料金の安さ重視でWiFiを契約したいという方は、クラウドSIMを検討しましょう。

ただし、クラウドSIMには速度が遅いというデメリットがあるので、みんなのネット回線速度や利用者の評判・口コミを見てから判断することをおすすめします。

WiMAXは工事不要WiFiの中では、速度が速く快適に使えるWiFiです。しかし、光回線に比べると速度の面で劣ります。

オンラインゲームや配信を行う方にとっては不十分に感じる可能性があるため、開通工事が可能なら光回線の導入を考えてみてください。

▼以下の記事では、おすすめのクラウドSIMやメリット・デメリットを解説しています。WiMAX以外のWiFiが気になる方は、こちらをご一読ください。

WiMAXの機種を比較！実際に使ったレビューを紹介

WiMAXで取り扱っている機種を実際に使用し、通信速度や使用感をレビューします。

WiMAXを初めて使う方や、機種の性能が気になる方はぜひ参考にしてください。

WiFiを自宅でも外でも使いたい方はモバイルルーター（ポケット型WiFi）の「Speed Wi-Fi 5G X12」、自宅でしか使わない方はホームルーターの「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」がおすすめです。

• Speed Wi-Fi 5G X12の実機レビューはこちら
• Speed Wi-Fi HOME 5G L13の実機レビューはこちら

Speed Wi-Fi 5G X12の実機レビュー

• スマホと同じくらいのサイズ
• ディスプレイで簡単に操作できる
• どの時間帯も下り10Mbps以上
• スマホ・パソコンを同時に接続してもラグなしで快適

Speed Wi-Fi 5G X12の本体は、スマホと同じくらいの大きさです。小さなカバンにもすっぽりと入るサイズで、重さも200g程度なのでかさばらず手軽に携帯できます。

本体に約2.4インチのディスプレイが搭載されているため、初期設定や通信規格などの変更も簡単。難しい操作が不要なので、ポケット型WiFiを初めて使う筆者でもスムーズに設定できました。

気になる通信速度に関しては、どの時間帯も下り10Mbps以上出ていたので問題なく使えることがわかりました。

一般的に10Mbps～30Mbpsほどあれば、Webサイト・SNSの閲覧から動画視聴、オンライン会議なども快適にできると言われています。

スマホとパソコンを同時に接続して使っても、速度が遅いと感じることはなく、オンライン会議でのラグもありません。

さらに詳しいレビューを見たい方は、Speed Wi-Fi 5G X12の実機レビューや利用者の評判をまとめているこちらの記事をご一読ください。

機種名	Speed WiFi NEXT 5G X12
下り最大通信速度	3.9Gbps
上り最大通信速度	183Mbps
WiMAX2+利用	〇
5G利用	〇
4G LTE利用	〇
バッテリー容量	4,000mAh
連続通信時間	約9時間
連続待受時間	約420時間
重量	約174g
最大同時接続台数	16台

モバイルルーター旧モデルとの比較

現在、多くのWiMAXプロバイダではSpeed Wi-Fi 5G X12のみを取り扱っています。

一部プロバイダでは旧モデルも販売していますが、これから契約する方はSpeed Wi-Fi 5G X12がおすすめです。

これまでの機種と比較すると、Speed Wi-Fi 5G X12では下り最大通信速度が大幅に向上していることがわかります。

Speed Wi-Fi 5G X12の連続通信時間は約9時間。営業先でパソコンを繋いだり、大学で課題をしたりしても充電切れの心配がありません。

自宅でも使いたい方や、充電忘れが心配という方は、WiMAXのクレードルをセットで購入しておくと安心です。

Speed Wi-Fi HOME 5G L13の実機レビュー

• インテリアに馴染むシンプルなデザイン
• SIMカードを入れてコンセントに挿すだけですぐに使える
• 速度は時間帯でバラつきがあるが、平均27.9Mbps
• 複数人で同時に接続しても途切れず快適

Speed Wi-Fi HOME 5G L13は、据え置き型のWiFiルーターです。本体にSIMカードを入れてコンセントに挿すだけで使えるので、好きな場所に設置できます。

また、シンプルなデザイン・カラーなので、インテリアに馴染みます。高さは500mlのペットボトルとほぼ同じくらいなので、圧迫感がありません。

速度に関して、計測時は回線が混雑するランチタイムや通勤・通学時間帯はやや速度が落ちたものの、複数人でZoom会議を行っても途切れることがありませんでした。

Zoomの画面共有や高画質動画の視聴を同時に行いましたが、どちらもカクつくことなく、音声や画面が止まることもありません。

スペックや特徴についてもっと詳しく知りたい方は、Speed Wi-Fi HOME 5G L13の実機レビューを紹介している以下の記事をご覧ください。

機種名	HOME 5G L13
下り最大通信速度	4.2Gbps
上り最大通信速度	286Mbps
WiMAX2+利用	〇
5G利用	〇
4G LTE利用	〇
重量	約635g
最大同時接続台数	34台

ホームルーター旧モデルとの比較

WiMAXプロバイダで現在販売中のホームルーターは、「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」のみです。

一部プロバイダでは旧モデルの在庫があるかもしれませんが、今から契約するなら最新機種のSpeed Wi-Fi HOME 5G L13をおすすめします。

Speed Wi-Fi HOME 5G L13は旧モデルに比べて、下り最大速度も上り最大速度も大幅に向上しています。最大同時接続台数も34台と十分です。

同時に30〜40台もネットに接続することはまずないですが、同時接続台数が多いということは、それだけ通信が安定しやすいということです。

家族で固定回線代わりに使いたい方や自宅だけでWiFiを使うという方は、Speed Wi-Fi HOME 5G L13の購入を検討してみてください。

モバイルルーターとホームルーターどっちを選ぶ？

モバイルルーターとホームルーターどちらを選ぶべきかは、外出先でも頻繁にWiFiを使いたいかどうかによって決まります。

カフェやコワーキングスペースでよく仕事や作業をする方は、持ち運びが可能なモバイルルーターを選びましょう。

ただし、モバイルルーターはホームルーターに比べると通信速度が遅く安定しないというデメリットがあります。

自宅でテレワークをする方やオンラインゲームを快適にプレイしたい方にとっては物足りなく感じるかもしれません。

そのため、自宅でWiFiを使うためにWiMAXを導入したいという方には、ホームルーターをおすすめします。

WiMAXのメリット

WiMAXを利用する上で、どのような点がいいのか知りたいという方も多いでしょう。

ここでは、WiMAXのメリットについて詳しく解説します。

• メリット(1) 工事不要で即日利用開始できる
• メリット(2) データ容量が実質無制限
• メリット(3) 対応エリアが広い
• メリット(4) 通信速度が速い
• メリット(5) au・UQモバイルユーザーはお得

これからWiMAXの契約を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

(1) 工事不要で即日利用開始できる

WiMAXはモバイル回線を利用しているため、工事不要で端末が届いたその日から利用開始できます。

そのため、工事ができない方やWiFiをすぐに使いたい方におすすめです。

中には申し込み日当日に発送が可能なプロバイダもありますので、お急ぎの方は即日発送に対応しているプロバイダを選びましょう。

自宅だけで使うならコンセントに挿すだけで使える据え置き型のホームルーターを選んでください。

自宅だけではなく外出先に持ち運んで使いたい場合は、充電式のポケット型WiFiを選びましょう。

(2) データ容量が実質無制限

WiMAXは、月間のデータ容量が実質無制限に利用できます。

テレワークで日常的にネットを使う人や動画を高画質で楽しみたい方におすすめです。月に〇GBなど上限がないため、大容量通信を必要とするコンテンツも気兼ねなく楽しめます。

なお、ホームルーターは基本的にどのキャリアもWiMAXと同様に無制限です。

しかし、ポケット型WiFiで無制限プランがあるサービスは少なく、中でも5G通信を無制限で利用できるサービスはほとんどありません。

このように、高速通信を無制限で使える点はWiMAXならではのメリットです。なお、以前は3日で10GBまでの制限がありましたが、現行のプランでは撤廃されています。

(3) 対応エリアが広い

WiMAXは独自のWiMAX回線の他にau回線も利用できます。

• WiMAX 2+:高周波数の電波で高速通信が可能
• au 4G：速度はそれほど速くないが、広い範囲で通信が可能
  （プラスエリアモード）：障害物・遮蔽物があっても電波が届きやすい
• au 5G：エリアは限定的だが超高速・大容量通信が可能

それぞれ特徴が異なる3つの回線に対応しており、広いエリアで快適にネットを利用できる仕組みになっています。

WiMAX 2+の電波は周波数が高く、直進性が強いのが特徴です。高速・大容量通信ができる強みがある一方で、屋内や地下、障害物がある場所では電波が届きづらくなります。

au 4Gは、通信速度がやや落ちるものの、屋内でも繋がりやすく対応エリアが広いです。有料オプションのプラスエリアモードでは、さらに広いエリアでつながるプラチナバンド帯も利用できます。

au 5Gは、エリア内であれば超高速・大容量通信が可能です。現在は都市部を中心にエリアを拡大しており、徐々に使えるエリアが広がっています。

au 4Gで広いエリアをカバーしつつ、au 5GやWiMAX 2+が繋がるエリアでは高速通信が可能で、どこでも快適に使えるのがメリットです。

(4) 通信速度が速い

WiMAXは、ホームルーター・ポケット型WiFiのどちらも、他社と比較して通信速度が速いです。

ネットが快適に利用できる通信速度の目安は、下り速度が30Mbps以上、上り速度が10Mbps以上と言われています。

比較表を見てみると、WiMAXはホームルーターとポケット型WiFiのどちらも目安以上の速度です。

また、下り速度と上り速度のバランスがよい点もメリットと言えるでしょう。

通信速度が速いWiFiを使いたいという方は、WiMAXを選ぶのがおすすめです。

(5) au・UQモバイルユーザーはお得

WiMAXプロバイダで契約をすると、au・UQモバイルユーザーはお得な特典が受けられる場合があります。

対象の特典は以下の2つです。

• スマホセット割で最大1,100円割引
• プラスエリアモードが無料

スマホのセット割では、毎月のスマホ料金が最大1,100円(税込)割引になります。

利用しているプランによって割引額が異なりますので、以下の表をご確認ください。

(税込)	プラン	割引額
UQモバイル 自宅セット割	ミニミニプラン	1,100円
	トクトクプラン	1,100円
	くりこしプラン+5G S/M ※受付終了	638円
	くりこしプラン+5G L ※受付終了	858円
au スマートバリュー	使い放題MAX 5G／4G ▼ もっとみる 使い放題MAX 5G ALL STARパック2 使い放題MAX 5G／4G テレビパック 使い放題MAX 5G／4G Netflixパック(P) 使い放題MAX 5G／4G Netflixパック 使い放題MAX 5G／4G DAZNパック 使い放題MAX 5G with Amazonプライム	1,100円
	スマホミニプラン 5G／4G	550円

次に、通常は有料オプションのプラスエリアモードが無料で利用できる特典もあります。

なお、プロバイダによってはセット割が適用されない場合があります。

割引対象のスマホプランを利用している方は、契約前にセット割が適用されるか確認してください。

WiMAXのデメリット・注意点

WiMAXには、メリットがある一方でデメリットもあります。WiMAXの契約を考えている方は、デメリットを把握した上で判断しましょう。

• デメリット・注意点(1) データ容量が完全無制限ではない
• デメリット・注意点(2) 山岳部や田舎では使えない場合がある
• デメリット・注意点(3) キャッシュバック条件が複雑な場合がある

なお、ここではデメリットと併せてWiMAXの注意点も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

(1) データ容量が完全無制限ではない

WiMAXは、月間のデータ容量に上限はないものの、一定の条件下で通信速度が制限される場合があります。

WiMAXの公式サイトでは以下のような注意書きがあります。

一定期間内に大量のデータ通信のご利用があった場合、混雑する時間帯の通信速度を制限する場合があります

UQ WiMAX

明確な基準は明記されていないため、どれくらいの容量で制限がかかるのかはわかりません。

オンラインゲームや大容量ファイルをダウンロードするときなどには、制限がかかる可能性があることを覚えておきましょう。万が一制限された場合も、一定時間が過ぎれば通常速度に戻ります。

なお、以前は3日で10GBまでの制限がありましたが、現行のプランでは既に撤廃されています。

(2) 山岳部や田舎では使えない場合がある

WiMAXは基地局の電波が届くところであれば、どこでもネット通信ができるのが魅力です。しかし、近くに基地局がない場所では圏外になったり、つながりにくくなったりします。

特に山岳地帯や海の近く、トンネル内などでは基地局が設置されていないケースが多いです。

場所によっては使えない場合がありますので、必ず契約する前にエリア確認を行いましょう。

エリア内でもちゃんと使えるか不安という方は、「Try WiMAX」や「初期契約解除制度」があるプロバイダを選んでください。

▼WiMAXサービスエリアの確認方法はこちらの記事で詳しく紹介しています。

(3) キャッシュバック条件が複雑な場合がある

WiMAXのキャンペーンは、適用条件が複雑なことがあります。とくに、キャッシュバックの条件には注意が必要です。

支払い方法がクレジットカードに限定されている場合や、指定された有料オプションへの加入が必要な場合もあります。

キャッシュバックをもらえても、オプション料金を支払うことでそこまでお得にならなかったというケースもあるので、本当にお得かどうかしっかりと確認しましょう。

また、キャッシュバックを受け取れる時期もチェックしておくことをおすすめします。

キャッシュバックは、WiMAXの申し込み時に口座登録をするパターンと、後日届く案内メールから受取手続きをするパターンがあります。

前者であればもらい忘れの心配はありませんが、後者の場合は受取手続きを忘れてキャッシュバックをもらえないというリスクがあるため、注意が必要です。

案内メールは申し込みから数ヵ月後に届くため、受信ボックスを開く習慣がないと見落としてしまうかもしれません。

確実にキャッシュバックを受け取るためには、リマインダーを設定しておくか、受取手続きが不要なWiMAXプロバイダを選ぶことをおすすめします。

WiMAXプロバイダ比較のよくある質問

WiMAXプロバイダの比較について、よくある質問と回答を掲載します。

• WiMAXプロバイダの違いは何？
• WiMAXの速度はどこも同じなの？
• 端末無料のWiMAXプロバイダはある？
• WiMAXとポケットWiFiはどっちがいい？
• WiMAXは「おすすめしない」って本当？
• WiMAXはプロバイダの別途契約は不要？
• WiMAXが使えないエリアはある？

WiMAXプロバイダの違いは何？

WiMAXプロバイダは回線や端末は同じです。プロバイダごとの違いは、大きく分けて料金・キャンペーン・契約期間・オプションの4つがあります。

その中でも比較すべきは「料金・キャンペーン」です。月額料金や割引キャンペーンを比較して、お得なプロバイダを選びましょう。

なお、契約期間は縛りなしと縛りありから選べるケースがあります。短期利用なら縛りなし、長期利用なら縛りありプランがおすすめです。

オプションは、端末保証やサポート対応といった種類があり、WiMAXプロバイダが独自に用意しています。

▼縛りなしのWiMAXを検討したいという方は、こちらの記事をあわせてご一読ください。

WiMAXの速度はどこも同じなの？

WiMAXの通信速度は、どのWiMAXプロバイダも基本的に同じです。

全てのWiMAXプロバイダは同じ通信回線を利用している上、取り扱っているWiFiルーターも同じです。そのため、通信速度はどのWiMAXプロバイダもほとんど同じです。

ただし、使用する場所・時間帯・接続回線によっては、WiMAXプロバイダ 同士でも速度が変わることがあります。

WiMAXの対応回線のうち、5G回線が最も速く通信できます。

「〇〇WiMAXは速い」「〇〇WiMAXは遅い」といった評判も見かけますが、プロバイダごとに大きな速度差はないと覚えておきましょう。

端末無料のWiMAXプロバイダはある？

端末代金無料のWiMAXプロバイダはあります。

端末代金無料のWiMAXには、（1）割引で実質無料（2）キャッシュバックで実質無料（3）レンタルのため無料の3種類があります。

カシモWiMAX・au ホームルーターは、端末代金を36分割した代金を36ヵ月間割引してくれます。そのため、3年間契約すれば、割引で端末代金は実質無料です。

5G CONNECT・縛られないWiFiは、端末を無料でレンタルし、解約時に返却する仕組みのため0円です。

上記WiMAXプロバイダ以外は、端末代金がかかります。端末の価格は、大半のWiMAXプロバイダが27,720円(税込)です。

端末代金が無料になるかどうかでWiMAXの支払い総額も大きく変わるため、端末代金無料のWiMAXプロバイダを選びましょう。

WiMAXとポケットWiFiはどっちがいい？

WiMAXとポケットWiFiどちらか選ぶなら、WiMAXの方がおすすめです。

ポケットWiFiとは、ソフトバンクとワイモバイルのモバイルWiFiルーターのことをいいます。

WiMAXとポケットWiFiは同じくらいの速度が出ますが、WiMAXの方が料金が安く、使えるデータ容量も多いです。

WiMAXは月額4,000円〜5,000円前後ですが、ポケットWiFiは5,000円〜6,000円前後かかります。

また、WiMAXは実質無制限に使えますが、ソフトバンクのポケットWiFiは月50GBまで、ワイモバイルは3日で10GBまでしか使えません。

料金・データ容量を総合的に見て、ポケットWiFiよりもWiMAXの方がおすすめです。

▼もう少し詳しく比較したいという方は、WiMAXとポケットWiFiの違いを解説している以下の記事をご一読ください。

WiMAXは「おすすめしない」って本当？

WiMAXについて調べていると、「おすすめしない」といったネガティヴなワードが出てくることがあります。

「速度が遅い」「対応エリアが限られている」などの口コミ・評判があることから、おすすめしないと言われてしまっているのかもしれません。

WiMAXにはデメリットもありますが、メリットも多くあります。全員におすすめできないサービスというわけではないので、安心してください。

以下の人にはおすすめのサービスなので、ぜひこの機会に検討してみてください。

• すぐにWiFiが必要な人
• 無制限にネットを使いたい人
• 速度が速いWiFiを探している人
• au・UQモバイルを利用している人

▼こちらの記事では、WiMAXをおすすめしないと言われている理由について詳しく解説しています。

WiMAXはプロバイダの別途契約は不要？

WiMAXとは、回線とプロバイダがセットになっているサービスなので、別途プロバイダを契約する必要はありません。

月額料金はプロバイダ料金が含まれた金額なので、毎月支払う分がわかりやすいこともメリットと言えます。

WiMAXが使えないエリアはある？

人口カバー率99%以上のWiMAXですが、一部地域は対応エリア外です。

例えば、離島や山間部などは対応エリア外の場所が多くあります。

エリア外の場合は当然利用できないので、申し込みをする前にお住まいの地域やよく利用する場所がエリア内かどうかを必ず確認しましょう。

WiMAXプロバイダ比較まとめ

WiMAXは様々なプロバイダが扱っていますが、利用回線や通信速度は同じです。WiMAXプロバイダを比較するときは、月額料金やキャンペーンなどをチェックしましょう。

おすすめのWiMAXプロバイダは、以下の通りです。

• カシモWiMAX
• GMOとくとくBB WiMAX
• BIGLOBE WiMAX

カシモWiMAXは月額料金が安く、長期間契約しても料金が変わりません。また、端末を分割払いで購入すると、端末代が実質無料になります。

手続き不要でAmazonギフト券ももらえるので、非常におすすめなWiMAXプロバイダです。もちろん、ほかにも魅力的なWiMAXプロバイダがあります。

お得なWiMAXプロバイダを契約し、快適なネット環境を整えてください。