WiMAXの速度が遅い原因はこれだった！急に遅くなる場合の原因と改善方法を解説

※当記事はPRを含みます。
※カシモWiMAXは株式会社マーケットエンタープライズの関連会社、株式会社MEモバイルが運営しています。

WiMAXは、5G・4G・WiMAX 2+の3回線が使える無線通信サービスです。様々なプロバイダがWiMAXのサービスを提供しています。

WiMAXは通信速度の速いネットサービスです。しかし、他のネットサービスと同様に、何らかの原因で通信速度が遅くなる場合があります。

快適にネットを利用するには、速度が遅い原因を突き止め、正しい方法で対処することが大切です。そこで今回は、WiMAXの速度が遅い原因と対処法を解説します。

思うように通信できないトラブルを自分で解決するため、ぜひチェックしてください。

1分でわかる！記事の内容

WiMAXの速度は、端末の不具合や設定が原因で遅くなる場合がある
端末の再起動や初期化などで改善する可能性がある
端末の劣化が原因の場合は機種変更がおすすめ

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【結論】WiMAXの速度が遅くなる原因と対処法

WiMAXは、ルーターの不調・設定方法や、回線の混雑・速度制限が原因で速度が遅くなることがあります。

WiMAXの速度を改善するには、4つの対策方法があります。

ルーター・接続端末を再起動する
ルーターを初期化する
ルーターの置き場所を変える
速度制限・通信障害が収まるまで待つ

まず最初に試したいのは、（1）WiMAXルーター・接続端末の再起動です。WiMAXルーターと、接続しているスマホやパソコンを再起動することで、大体の不調は改善されることが多いです。

再起動でも速度が遅い場合は、（2）WiMAXルーターを初期化しましょう。初期化とは、工場出荷状態にリセットすることです。再起動と同じように不調を改善するのに有効な手段になります。

障害物が原因で速度が遅くなっている可能性もあるため、（3）ルーターの置き場所を変えてみるのも効果的です。

通信障害や速度制限が原因で遅くなっている場合は、速度が戻るのを待つしかありません。

具体的な初期化方法や置き場所の変更方法については、ぜひこのまま記事を読み進めてみてください。

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WiMAXの速度が遅くなる原因

WiMAXの速度が遅くなる原因として、以下の8つが考えられます。

ルーター・接続端末の調子が悪い
ルーターがエコモードになっている
4Gと5Gの境界で回線が切り替わってしまう
ルーターが電波干渉を受けている
通信回線が混雑している
速度制限にかかっている
通信障害が発生している
端末が劣化している

それぞれの詳しい内容をチェックしましょう。

（1）ルーター・接続端末の調子が悪い

WiMAXルーターやWiFiに接続している端末の不具合により、速度が遅くなる場合があります。端末の不具合は、再起動などで改善することが少なくありません。

しかし、故障している場合は修理または交換が必要です。不具合や故障の原因を特定する方法は特にありません。

他の要素が原因でないと確認できた場合は、端末の不具合や故障が原因の可能性があります。対処法を試しても改善しない場合は、プロバイダのサポート窓口に相談しましょう。

（2）ルーターがエコモードになっている

WiMAXでは、利用している機種によってはモードを選択できます。

ハイパフォーマンスモード
ノーマルモード
エコモード

ハイパフォーマンスモードは、動作時間が短くなる代わりに通信速度が制限されないモードです。ノーマルモードでは、バッテリー残量が少なくなったときに速度が制限されます。

エコモードは省電力モードとも呼ばれ、常に速度を制限することで長時間通信できるモードです。速度が遅いのは、エコモードに設定されていることが原因の可能性があります。

速度が遅いと感じた場合は、モードの設定状況を確認しましょう。各機種での確認方法は以下の通りです。

機種名	操作手順
Speed Wi-Fi 5G X11	電源ボタンを押す →「クイックメニュー」 →「ECO」の順に選択する
Galaxy 5G Mobile Wi-Fi	ホーム画面の「システム設定」 →「省電力」 →「パフォーマンス」の順にタップする

エコモードに設定されている場合は、必要に応じて設定を変更しましょう。

（3）4Gと5Gの境界で回線が切り替わってしまう

4G回線は全国の広い範囲で利用できます。一方、5G回線の対応エリアは都市部を中心とした一部の地域に限られているのが現状です。

そのため、両方に対応したエリアと4Gのみの対応エリアがあります。それぞれの境界付近で通信するときは、利用回線の切り替えに注意が必要です。

5Gと4Gが切り替わるときに通信が不安定になることがあります。通信が遅いと感じたときは、WiMAXの対応エリアを確認してみましょう。

モバイルルーターは、エコモードにすれば5Gが無効になり回線の切り替わりを防げます。ホームルーターを使っている場合は、使用場所が完全に5G対応エリアになるのを待つしかありません。

（4）ルーターが電波干渉を受けている

家電製品や障害物との電波干渉により、速度が遅くなったり、接続が途切れることがあります。通信が安定しないときは、使用場所の環境を確かめてみましょう。

ルーターと接続端末の間に電波を発する家電製品があると、電波干渉を起こす可能性があります。注意が必要な家電製品は電子レンジやBluetooth機器などです。

また、ルーターと接続端末の間に壁や天井などの障害物がないか確認しましょう。障害物は電波が遮られる原因になります。

WiMAX 2+は、4Gよりも速度が速くなる場合が多い回線です。しかし、直進性の高さから障害物に電波が遮られやすいという性質があります。

（5）通信回線が混雑している

ネットへのアクセスが集中すると、通信回線が混雑します。回線が混雑しているときには速度が遅くなりがちです。

平日の昼間は職場や学校が昼休みになり、ネットを使う人が増えます。また、曜日を問わず18時以降の夜の時間帯も回線が混雑しやすい時間帯です。

特定の時間帯で速度が遅くなることが多い場合、回線の混雑が原因の可能性があります。回線の混雑が原因の場合は、利用する時間帯をずらしましょう。

（6）速度制限にかかっている

WiMAXには、以下の2つの通信モードがあります。

通常モード(スタンダードモード)
プラスエリアモード

プラスエリアモードは、au独自の周波数帯「プラチナバンド」が使える通信モードです。通常モードよりも通信できるエリアが広く、通信速度が速くなります。

ただし、プラスエリアモードで高速通信できるのは月間30GBまでです。30GBを消費した時点で速度制限がかかり、下り最大128kbpsになります。

速度が遅い場合、気づかずにプラスエリアモードを使って速度制限にかかっているかもしれません。そこで、モードの設定状況やプラスエリアモードのデータ使用量を確認しましょう。

機種名	モードの確認方法	データ使用量の確認方法
Speed Wi-Fi 5G X11	電源ボタンを押す →「クイックメニュー」 →「通信モード」の順に選択する	・通信量カウンター (ホーム画面にデータ使用量が表示) ・プロバイダの会員専用ページ
Galaxy 5G Mobile Wi-Fi	ホーム画面の「通信モード」 →「通信モード」の順にタップする	・通信量カウンター (ホーム画面にデータ使用量が表示) ・プロバイダの会員専用ページ
Speed Wi-Fi HOME 5G L12	本体正面のModeランプの色を確認する_(※1) ・緑色：スタンダードモード・オレンジ色：プラスエリアモード	・クイック設定Web ・プロバイダの会員専用ページ
Speed Wi-Fi HOME 5G L11	本体正面のMODE/UPDATE ランプの色を確認する_(※1) ・緑色：スタンダードモード・オレンジ色：プラスエリアモード	・Speed Wi-Fi HOME 設定ツール・プロバイダの会員専用ページ

(※1)※背面のModeボタンを長押しするとモードが切り替わる

プラスエリアモードでデータ容量を超過している場合は、モードを切り替えて通信してみましょう。

なお、通常モードのデータ容量は実質無制限です。プラスエリアモードでデータ容量を使い切っても、通常モードの速度は制限されません。

（7）通信障害が発生している

回線の通信障害もWiMAXの速度が遅くなる原因の1つです。通信障害が発生すると、速度が遅くなるだけでなく一切通信できなくなる場合もあります。

基本的に、通信障害の情報はプロバイダの公式サイトで公表されるので、速度が遅いと感じたらアクセスしてみましょう。

公式サイトに情報が掲載されていない場合は、TwitterなどSNSをチェックするのがおすすめです。WiMAXの通信トラブルについて、ユーザーによる書き込みがないか確認しましょう。

（8）端末が劣化している

数年前に買ったWiFiルーターを使い続けていると「速度が遅くなった」と感じるかもしれません。

突然遅くなったり繋がらなくなったりするなどの症状ではなく、徐々に速度が落ちている場合は端末の劣化が考えられます。

利用している年月が長いほど経年劣化によって速度に影響が出ている可能性が高いです。

WiFiルーターの寿命は4～5年程度と言われているため、3年以上同じ機種を使っている場合は買い替えを検討してみてください。

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WiMAXの速度を改善する方法

次に、WiMAXの速度が遅い場合の改善方法を紹介します。以下の対処法が有効です。

ルーター・接続端末を再起動させる
ルーターを初期化する
ルーターの置き場所を変える
速度制限・通信障害が収まるまで待つ

各項目の詳しい内容を解説します。

（1）ルーター・接続端末を再起動させる

端末に何らかの不具合が起きている場合、端末を再起動すると速度が改善することがあります。簡単にできる方法なので、まずは再起動で解決するか確認するのがおすすめです。

モバイルルーターを使っている方は、電源ボタンの長押しで表示される「再起動」を選択しましょう。ホームルーターの場合はACアダプターを抜き、再び差し込みます。

また、ルーターだけでなく接続している端末も再起動しましょう。

（2）ルーターを初期化する

再起動で速度が改善しなければ、初期化を行いましょう。初期化すると設定がリセットされ、工場出荷時の状態に戻ってしまいます。

しかし、スマホほど設定を戻す作業に手間はかかりません。初期化によって速度が戻る場合も多いので、おすすめの対処法です。

機種名	初期化方法
Speed Wi-Fi 5G X11	1：「クイックメニュー」→「詳細」→「メンテナンス」の順に選択する 2：「初期化」→「はい」を選択する 3：端末が再起動されたら完了
Galaxy 5G Mobile Wi-Fi	1：ホーム画面の「≡」をタップする 2：「システム設定」→「リセット」の順にタップする 3：「リセット」→「リセット」をタップする 4：端末が再起動されたら完了
Speed Wi-Fi HOME 5G L12	背面のRESETボタンを10秒以上長押しする
Speed Wi-Fi HOME 5G L11	底面のRESETボタンを3秒以上長押しする

（3）ルーターの置き場所を変える

家電製品や障害物による電波干渉が原因の場合、ルーターの置き場所を変えると解決する可能性があります。

近くに電波を発する家電製品がある場合は、ルーターを家電製品から離すのが有効な対処法です。

ルーターと接続端末の場所が壁や天井などで隔てられている場合は、端末同士を近くに置きましょう。

また、ルーターは床から1～2m程度の高さに置くのがおすすめです。ルーターは全方向に電波を発生させており、床に置くと室内全体に電波が届きにくくなります。

さらに、基地局の電波を受け取りやすくするため、できるだけ窓の近くに置きましょう。

（4）速度制限・通信障害が収まるまで待つ

速度制限や通信制限が原因の場合は、時間を空けるしか方法はありません。

WiMAXでは、一定期間に大量のデータ通信を行うと、混雑時間帯の速度が制限されることがあります。この場合は、利用する時間帯をずらすのがおすすめです。

プラスエリアモードでデータ使用量が30GBに達した場合も、速度が制限されます。翌月まで待てば再びプラスエリアモードで高速通信が可能です。

なお、速度制限は通常モードには適用されません。通常モードに変更すればすぐに速度が戻ります。

通信障害が起きている場合は、復旧作業が完了するまで待ちましょう。プロバイダの公式サイトやSNSで通信障害の発生状況を確認できます。

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何をしても速度が改善されない場合は？

速度が遅くなる原因とその対処法について解説してきましたが、「いろいろ試したけど改善しない」ということもあるでしょう。

速度が遅い原因によっては、自分でできるトラブルシューティングでは改善しないケースもあります。

何をしても通信速度が改善しない場合にはどうすればよいのか、以下の方法をチェックしてみてください。

窓口に問い合わせてみる

トラブルシューティングを試してみても改善しない場合は、契約しているWiMAXのサポートセンターに問い合わせてみてください。

どういった状況で繋がらないのか、実際の状況や端末の表示などを相談しながら解決策を見つけてもらえます。

端末の不良や故障であれば機種の交換などを依頼してください。

プロバイダ	問い合わせ先	電話番号	受付時間
UQ WiMAX	UQ WiMAX お問い合わせ窓口	0120-929-777	9:00-21:00 (年中無休)
カシモWiMAX	カシモWiMAX お問合せフォーム	050-3185-6551	10:00-17:00 (年末年始除く)
BIGLOBE WiMAX	BIGLOBE WiMAX オンラインサポート	0120-68-0962	9:00-18:00 (年中無休)
GMOとくとくBB WiMAX	GMOとくとく BB お問い合わせ	0570-045-109	10:00-19:00 (年中無休) ※事務サポートは平日のみ

(税込)	カシモWiMAX
契約初月	1,408円
契約翌月〜	4,818円
端末分割代金(36回)	770円/月
端末分割払いサポート(36回)	-770円/月
月額料金	4,818円