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2024.10.01

面接で選考状況を聞かれたら! 意図の理解と要点の把握が対策のカギ

面接でよく聞かれる他社の選考状況、企業がどんな意図でこの質問をしているか分からず、どういった回答をしたら良いのか悩んでいませんか?

現状を正直に伝えても、面接官がどういった受け取り方をするのか不安ですよね。

この記事では、面接で他社の選考状況を聞く意図や聞かれた際の答え方などを解説していきます。

選考状況の質問への対策は、面接官の意図を理解することから始めよう

面接官に選考状況を聞かれてこんな気持ちになったことはありますか?

・第一志望でなくても第一志望と伝えたほうが良いのか
・志望度はアピールしたいが、嘘は良くないのでは
・内定を獲得しているなど、本当のことを伝えて良いのか

ぐるぐると思考してしまい、どうしたら良いのか考え込んでしまう方もいるかもしれません。

実は面接官のこういった質問には意図があるため、しっかり押さえて答えられるようにしておけば心配いりません。

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面接で他社の選考状況を聞かれる背景

まずは、面接で他社の選考状況を聞かれる背景から理解していきましょう。

面接官は大きく3つのことを知るために選考状況を聞いています。

①就活の軸と企業がマッチしているか知るため

就活の軸と企業がマッチしているかは、入社後のミスマッチを防ぐうえで重要です。
その企業や業界でなくてはならないという動機を把握することで、面接官は学生がどのくらいの意思を持ってどんなことを目指しているのかを確認しています。

②どれくらい志望度が高いのか認識するため

面接官は、志望度の高い人と一緒に働きたいと考えています。
しかしながら、面接官からすると、就活中に出会った企業の中で自社がどのくらいの志望度なのかは計り知れないものです。

それゆえ面接官は学生に選考状況を聞き、志望度の高さを判断する材料にしています。

③その他、選考に向けた情報収集を行うため

上記2つの学生の価値観を知りたいといったもの以外にも単純に、面接官が情報収集をするために聞いている場合があります。

例えば、他社の選考が順調に進んでいる学生は、他社が欲している人材である可能性が高いですよね。

また、連続して選考が進んでいる場合、他社と比較ができず内定を辞退されてしまうこともあるため、内定のタイミングを他社と比較できるように検討し直したりすることもあります。

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選考状況を上手く答えるポイント

ポイントを押さえてアピールしたい情報をしっかりと伝えることで、上手く回答することが可能になります。

第一志望なら第一志望と伝える

選考中の企業が第一志望の場合は素直に第一志望であることを伝えましょう。

内定をもらったら就活をやめて入社するや、他社の内定を保留して受けているなどといった言葉を織り交ぜながら話すとより一層熱意を伝えることができます。

【例】
面接官
「他社の選考状況を教えてください。」

あなた
「はい。現在御社と〇〇社、△△社の計3社の選考が進んでおります。
御社が第一志望なので、御社から内定をいただけた場合は御社に入社する予定です。」

前向きな情報を伝える

就活を進めていると当然どこかのタイミングで落ちてしまうこともありますが、落ちたことはわざわざ伝えなくても構いません。

反対に今選考が進んでいる企業をいくつかピックアップして答えると、就活が順調であることを暗示させることが可能です。

【例】
面接官
「他社の選考状況を教えてください。」

あなた
「(内定はまだ持っていませんが、)これから〇〇社の最終面接に進む予定です。」

軸が通っていることを伝える

選考中の企業の答え方次第で、就活に軸が通っていることをアピールすることができます。

自分がどんな価値観を大切にして就活を行なっているのかを、選考中の企業とともに伝えましょう。
さらに、今受けている会社と選考中の企業や競合他社との魅力に感じている違いを話すのもおすすめです。

【例】
面接官
「他社の選考状況を教えてください。」

あなた
「はい。私は、自分自身が成長できるベンチャー企業の営業職に軸を絞り、御社以外にも〇〇社と△△社の選考に進んでいます。特に御社は官民や国境を超えるスケールの大きい事業に携わることができるといった他社とは違う魅力があり、私の第一志望です。」

どうやって答えれば良い? 選考状況ごとの要点

選考状況の質問対策として就活の状況ごとに要点を解説していきます。

自分はどの状況が当てはまるか考えながら回答の参考にしてみてはいかがでしょうか。

選考中の企業がある

選考中の企業がある場合、各企業の選考状況について答えます。

このとき、今受けている企業と他の企業との違いを使って志望度の高さをアピールしましょう。

選考中の企業が他にない

1社のみ受けていたり、選考が思うように進んでいなかったりすると、選考中の企業が他にないといった状態になります。

なぜそうなっているのか面接官を納得させられるような説得力のある回答が必要です。

内定がある

既に内定がある場合、どんな企業を受けてどのくらい内定をもらったのか伝えられると良いです。

内定を持っているのにもかかわらずなぜ選考を受けているのか、自分の思いを伝えることで志望度の高さを伝えられます。

業界を絞っていない

特に業界を絞っていない場合、選考を受けている企業の共通項を伝えましょう。

業界が統一されていなくても、就活において何を大切にしているのか伝えることはできます。

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ここからはどんなところがおすすめなのか徹底解説していきます。

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面接官の意図と回答する際の要点を理解できれば、選考状況の質問は怖くない!

面接官は選考状況の質問を通じて、就活の軸や志望度の高さなどの情報収集を行なっています。

どんな就活の状況であったとしても、前向きに伝えることで嘘をつかなくても意欲の高さをアピールできます。
ぜひ参考にして対策してみてくださいね。

最後まで就活を頑張るあなたを応援しています!

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記事を書いた人

松下 瑠奈

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