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2022.04.22

新卒でベンチャーを選んでよかったワケ。世界中を笑顔にするグループ女性社長を目指して

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マーケットエンタープライズ、ジャーナルのインタビュー。ジャーナルの編集長でもある岡戸へインタビュー。

「ベンチャー企業」とは、「世の中にまだ存在しない事業に挑戦している企業」「スピード感のある企業」「従業員が若い企業」「人数の少ない企業」など多様な意味を含んで使われる。マーケットエンタープライズ(以下、ME)は、東証プライム上場企業ではあるが、社名の由来である「市場の冒険的創造」から世の中にまだ存在しない事業に挑戦し続け、事業も個人もスピード感のある成長を続けているベンチャー企業だ。

そんなMEに2017年に新卒で入社し、現在広報を務める岡戸 亜樹は「将来起業することを一つの選択肢と考えていたため、MEを選んだ」と語る。そこで今回は、彼女がどういった軸で就職活動を行なっていたのか、またMEでのキャリア遍歴、そして今後の展望について伺った。

※組織名、肩書きは公開当時のものです。

親御さんの反対も説得し、ベンチャーに入社を決定。MEだけが私の過去や夢に対して真摯に耳を傾けてくれた

―― あらためて学生時代にどういった視点で就職活動をしていたのか、またMEに出会った経緯を教えて下さい。

学生時代は、自分の夢を叶える選択肢の一つとして「将来は起業したい」と思っていました。その夢が生まれたキッカケは、高校2年生のときのオーストラリア留学です。ホームステイ先には同世代のアジア系留学生もいたのですが、私は「日本人である」という理由でイジメを受けていて、「日本人が過去やってきたことを許せない」と、冷たい言葉をかけられる日々でした。

当時の私は英語で何を言われているかは分かっても、言い返すことができませんでした。そして誰かに相談することもできず、毎日泣いてばかりで、気づくと他責思考に陥ってしまいました。

しかし、あるとき視点が変わったのです。「誰かのせいにしても自分の受けた悲しみは消えないし、事態は何も変わらない。」「16歳という若さで、こんな経験ができているのはきっと私くらいだ。この経験にはきっと意味がある。だから、私が変わらなくちゃ」と。

そこからは、同じように日本人という理由で悲しい想いをする人がいなくなるためにも、日本人の明るい未来をつくっていきたいと考えるようになりました。

そこで描いたのが、「笑顔があふれ、誇りを持って暮らせる社会をみんなで創る」という夢でした。

その夢を実現するには複数の選択肢があると思っていましたが、ビジネスの世界に進むのであれば、起業も選択肢にあると思いました。自分が経営する会社を通じて何かしら社会に影響を与えることができるのでは、と考えるようになったからです。
そこで就職活動では、自分がいつか社長になることを考え、魅力的な創業社長のもとで働きたいと思い、創業社長が登壇する説明会があれば業界業種問わず参加していて、そこで出会ったのがMEでした。

創業社長のもとで働く

―― 最終的にMEに入社を決めた理由はなんでしたか?

いくつか選考が進んでいる企業はあったのですが、MEだけがオーストラリアでの経験や私の実現したい夢に対して、真摯に耳を傾けてくれたことが大きな理由です。

社長も役員陣も全員が「その夢、いいね」と言ってくれましたし、一緒に叶えようと言ってくれて。そのときは正直MEがどういった事業を展開しているのかを深くは理解していなかったのですが、価値観が合う会社だと思いました。

もちろん、社会にインパクトを与えるという意味では、大企業に就職することも手段のひとつかもしれません。実際に大企業の面接も受けたりはしたのですが、ある企業では人事担当者に会うだけでも受付の方に説明してエレベーターに案内されるまでに15分、さらにエレベーターに乗って、そこから会議室までに15分ほどかかったことがあって、「これだったら社長に会うまでにどれくらいの距離があって、どれくらいの時間がかかるんだろう」と思ったんです。

魅力的な創業社長のもとで働きたいと思っていたので、そのなかでもやはり社長との距離が近いベンチャー企業がいいなと思い、最終的にMEへの入社を決めました

▼社長が語るMEの未来

―― ちなみにベンチャー企業に入社すると聞いて、親御さんの反対はありませんでしたか?

正直、反対はありました。兄と姉がいるのですが、どちらも誰もが一度は聞いたことがあるような大企業に就職していたので、大手企業に就職することを親は望んでいました。

倒産するリスクがあるのではないか、研修制度が整っていないのではないか、忙しすぎて体を壊すのではないかなど、「ベンチャー企業」という聞き慣れない言葉から、後悔しないかあらゆる心配をしていたのだと思います。

親が考える心配事は理解できたものの、私としては誰かが大きくした会社に入るより、自分の力で大きくしていける事のほうがワクワクしていました。むしろ整備されていない環境に身を置きたい気持ちの方が大きくて。

さらにMEでいろいろな挑戦をしたいと心を決めていたので「私がMEを誰もが知る大企業にする」と熱弁し、説得したのを覚えています(笑)。

\ベンチャー企業に就職/

ベンチャー企業だからこそできたこと。入社2ヶ月で新拠点を立ち上げ、人事、広報とオンリーワンなキャリアを歩んできた

―― MEに入社してから今に至るまでのキャリア遍歴、また今の業務内容を教えて下さい。

2017年にMEに入社しましたが、内定者のときからインターンとして、リユース事業部で商品の事前査定を電話やメールで行うインサイドセールスを担当していました。驚きだったのは、正式に入社した後も同じ業務を担当すると思っていたのに対し、中古品の買取・販売を担当するインターン時とは異なる部署に配属されたことでした。

新拠点を立ち上げたメンバーとの写真

実は入社時に希望の配属先と勤務地を5つまで書けるのですが、いろいろなことにチャレンジしていきたいと考えていたため、5つの欄があったにも関わらず「全部署・全世界」とだけ書いたんです。

しかし別の部署に配属させるということは、新たな教育コストがかかることを意味しますから、そんなにすぐに部署異動はないと思っていたため、わざわざ教育コストをかけてでも、新しいことを経験させてくれるのだと入社早々驚きました。

そして将来社長になる上でも、最初の1年目はとにかく経験を積み、会社の根幹となる仕事をしっかりと務めて、自分の自信に繋げていくことが大切だと思っていました。

そこで、とにかく結果を出すと決めていたため、新人研修では1位を獲得、さらに入社2ヶ月後には新拠点の立ち上げメンバーに抜擢され、素直に嬉しかったのを覚えています。

ただ、立ち上げメンバーのポジションを狙っていた先輩も多かったと思います。そのため、抜擢されたことに対する嬉しさと同時にプレッシャーもありましたし、実際に苦労したことも多くありました。

しかし、自身のキャパシティを広げられる経験だったなと感じましたし、くじけずにやりきったことが評価され、社員総会では『Rookie of the Year』という新人賞を受賞することができました。

やりがいのある環境で働く
Rookie of the Year受賞後の上長との写真

その後、入社2年目になるタイミングで、人事部への異動が決まります。人事として徳島拠点の採用を任されることになったのですが、苦戦の連続でした。はじめはそもそも採用担当になったばかりで、東京にいながら徳島で働くメンバーをどうやって採用したらいいのか、方法がわかりませんでした。なんとか採用活動を始められたものの、地域ごとに学生の特性や、開催される採用イベント・ツールが異なるにも関わらず、私は東京で行なっている採用方法と同じやり方でやってしまいました。結果的になかなか採用がうまく進まず、徳島拠点の成長を私が止めてしまっているというプレッシャーがありました。

そこでまずは現地の知り合いをつくろうと思い、現地の大学にアポを取って会いに行ったり、プライベートでも2ヶ月に1回は徳島を訪れて現地のことを知ろうとしたりと、全力で動いていたんです。そして、たくさんの方に支えていただくことで素敵な仲間と出会うことができ、本当に大きな達成感を得ました。採用だけでなく、組織文化形成にも携わることができたことも、貴重な経験です。

文化形成にむけて開催した徳島キックオフ

また、入社3年目のときに人事の傍ら、10年以上続く社内報の編集長を任されることになります。編集部員として、メンバーのエンゲージメントが高まるような、会社成長を加速させられるような情報を発信していこうと、一文字一文字に熱量を込めて取り組んだ姿が評価され、抜擢されたのだと思います。

2020年にはコロナ禍に突入。社内コミュニケーションが希薄化するタイミングだからこそ、メンバー同士の繋がりや、社内情報の共有の活性化に向けて社内SNS「Workplace」を導入しました。その実績や、人事や社内報での活動が認められ、全社員の投票で選ばれる『Supporter of the Year』(主体者集団であるMEを支える、言わば「最も主体的な縁の下の力持ち」に贈られるアワード)を受賞することができました。

Supporter of the Year受賞後の上長との写真

そして入社4年目に、現在の広報のポジションへの異動が決まりました。正直、広報への異動が決まったときは、人事としてこれからもっと成長していくぞと意気込んでいたタイミングだったため、なぜこのタイミングなのかと、ショックを受けたのを覚えています。

ただ、人事時代の上長からは「経営陣はあなたの成長を見込んで任せているのだから、頑張ってみたら」と声をかけていただきました。実際これまでも期待して様々なことにチャレンジさせてもらっていましたから、「やる前から、くじけるな」と自分に言い聞かせ、広報としてチャレンジすることを決意しました。

今では広報の奥深さや発信の大切さを日々感じながら、仕事にのめり込んでいます。

 ベンチャー企業で、
\オンリーワンのキャリアを歩む/

新卒でベンチャー企業に入社してよかったこと。上場ベンチャーだからこそ、個人が成長できる環境がここにある

―― 「起業したい」という想いがあった中、実際にMEに入社して良かったことは何かありますか?

まず、経営陣との距離感が近く、学びが多い環境であることです。広報部門は役員直下の部署のため、毎週1on1で役員から成長のためのフィードバックをもらえたり、社長から直接意見をもらう機会も多くあります。

また、MEは様々な事業部があるため、いろいろなビジネスモデルを身近で知れるのは素直に面白いんです。これは私が広報だからというわけではなく、各事業部からは月次で事業の数値報告や実施した施策とその結果などを発信していたりと、MEの社員は誰もが他事業部の情報にアクセスできる環境があります。そのため、この取組は自部署にも活かせるのではと思えるようなケーススタディだらけです。

そして社長になるという点では、ゼロから起業することも選択肢かもしれませんが、予算があるからできること、社会からの信頼・実績があるからできることなど、MEの事業基盤があるからこそ出来ることもたくさんあります

たとえば現在私はコーポレートサイトと採用サイトのリニューアルプロジェクトの担当もしているのですが、予算をもらって上場企業のサイトをリニューアルするなんて、ゼロから起業した場合はなかなかすぐにできることではありません。

そうしたプロジェクトを、裁量権を持って取り組めることもMEの良さです。実際、これまでも入社1年目で新拠点の立ち上げを経験し、入社2年目からひとりで徳島の採用を任され、3年目には社内報の編集長、4年目には企業ブログの編集長、5年目にはサイトリニューアルの責任者を任されたりと、やる気さえあれば若いうちから責任の大きいプロジェクトを任せてもらえます。

裁量権があるということは当然ながら大きな責任、プレッシャーがあるわけですが、目的を達成するためにどう進めていくべきかを、常に自分で考えて行動できる環境が新卒社員にもあるというのは、非常に価値あることだと感じています。

―― 岡戸さんから見て、MEにはどういったメンバーが多いと感じていますか?

MEが会社として主体者集団と掲げている通り、みんな常に様々な課題を自分ごと化して、「もっと良くするには、どうすればいいんだろう」と一緒に考えて行動してくれる方ばかりです。

「これは私の仕事ではありません」といった態度の人がいないというのは、本当に気持ちいいなと感じています。

たとえば私はいま広報として、MEを知ってもらうためのメディア『MEジャーナル』の編集長も担当しているのですが、よりメディアを成長させていきたいと思い、メディア事業部の執行役員にも相談したり、フィードバックをもらって進めていたりします。普通に考えたら、他部署の事業責任者を巻き込んでいいのだろうかと思ってしまうことかもしれません。しかし、他部署のメンバーであっても一緒になって伴走してくれたりと、主体的になって、何かできることはないかと一緒に考えてくれるメンバーが多いのがMEだと思っています。

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その気があれば何でもできるME。世界一の企業にすべく、グループ会社社長を目指して日々全力で挑戦していく。

―― これまで精力的に様々なポジションでアクションを起こしてきた岡戸さんですが、あらためてそのモチベーションはどこから生まれているのでしょうか?

やはり「笑顔があふれ、誇りを持って暮らせる社会をみんなで創る」という夢を叶えたいからこそ、日々前向きに行動できるのだと思いますし、これまでもその時々のポジションで、どう自分の夢を実現させていくかを考えながら、全力で取り組んできました

それくらい、留学当時の出来事がいまでも忘れられませんし、将来は日本人に関わらず世界中の人たちが笑顔であふれ、自分たちの生きるいまを誇りに思えるような社会を実現したいと思っています。

また、そうした社会を実現していくということを人任せにするのではなく、自分で解決していきたいと思っているからこそ、「無我夢中」という四字熟語のように、我を忘れるくらい夢中になって、夢に向かって突き進んでいます。

設立15周年を祝う社内イベントでも、全社員の前でこの思いを語る機会をいただきました。これは約250名の社員の中からMEらしい熱い思いを持ったメンバー7名が事前投票で選ばれ、それぞれがイベントで自分の思いを語った企画です。日々の意識がメンバーにも伝わったからこそ、この機会を得られたのだと実感しました。

全社員の前で登壇しているときの様子

―― そういったマインドセットのもと、今後どういったキャリアを歩んでいきたいとお考えですか?

MEを世界一の会社にしたいです。私が考える世界一の会社というのは、MEのサービスを通じて世界中の人たちを笑顔にできる状態のことだと捉えています。簡単なことではないと思いますが、そんな会社を築くことができれば、働いている私たちも、世界中の人達も、この時代にMEがあって良かったと誇ってもらえると思うんです。

そしてそれは、私自身が叶えたい夢と同じです。そんな未来に向かって、組織として挑戦し続けたいですし、私自身も挑戦を続けることで、MEの1事業を担えるような責任者や、グループ会社の社長になりたいと考えています。

どのタイミングでそのチャンスが訪れるかわからないからこそ、いつ任されてもいい状態でいられるよう準備していきたいと思っています。

―― 最後に、就活中の学生の方へのメッセージをお願いします。

裁量権があると言っても、「MEは上場企業だから、実際そんなことはないだろう」と思われる学生も多くいらっしゃると思います。しかし、その気があれば本当に任せてもらえるのがME。やる気さえあれば、「まだ経験値が足りないけどやってみるか」と任せてくれます。

もちろん、任されたことに対して結果を出さなければ、次のチャンスは巡ってこないでしょう。だからこそ、プロジェクトの目的を正しく理解し、どう目的を達成すべきかを考え、やりきることが大切ですし、自分ひとりでできないことは、いかに周りを巻き込めるかが求められます。

ただしそうしたことができれば、スタートアップ企業では経験できないような、上場ベンチャーだからこそのリソースを最大限活用し、より社会にインパクトのあることに取り組むことができる環境があるのです。

様々なことに挑戦したい方、裁量権を持って働きたい方、そして変化を楽しみ、主体的に行動できる方は、ぜひMEに飛び込んでみてください。

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記事を書いた人

Journal編集部

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