【中古市場調査】大手新ブランド登場でSIMフリー需要高まる ~2021年1月~3月の中古スマホ取引数ランキング発表~|PRESS RELEASE|ニュース|Market Enterprise
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2021.04.28

【中古市場調査】大手新ブランド登場でSIMフリー需要高まる ~2021年1月~3月の中古スマホ取引数ランキング発表~

株式会社マーケットエンタープライズ(東京都中央区、代表取締役社長:小林 泰士、東証一部・証券コード3135)は、当社が運営するウェブメディア「iPhone 格安SIM 通信」(https://www.kashi-mo.com/media/)にて提供している、フリマアプリやインターネットオークション等主要4市場を総括した中古スマートフォン相場比較サービスより抽出した中古スマホ取引データの分析を行いましたので発表します。

■分析結果概要
1. SIMフリー需要が高まるiPhone
2. AQUOS sense3 basicが4位から1位に 新ブランド登場は機種変更・乗り換えに影響
3. iPadは新商品発売で取引量増加か? SIMフリー需要は継続

1. SIMフリー需要が高まるiPhone

2020年10月〜12月のランキングでは、iPhone 8とiPhone 7が10位までを独占していましたが、今回は iPhone SE(第2世代)が9位に食い込みました。元々、iPhone SE(第2世代)は価格が安かったのですが、1月〜3月に実施された各社の割引キャンペーンにより、転売目的での購入が増え、新古品の端末が中古スマホ市場に流れました。これにより、ランキング変動に繋がったと考えられます。また、通信キャリア別の取引量の変化では、SIMフリー版の取引量が、大きく増えました。SIMフリー版の取引量は、2020年7月〜9月より増加傾向ですが、今回のランキングでは、2020年10月〜12月に比べ、2位のiPhone 8 64GBが54%、11位のiPhone SE(第2世代)64GBが134%も増加しています。同じ機種の同じ容量を比較した場合、平均価格はキャリア版よりもSIMフリー版が、2,000円前後高くなっており、需要の高まりを感じさせます。SIMフリー版は、どの携帯会社でも使うことができ、SIMロック解除の手間もかからない為、今後もさらに需要が高まると予想されます。

2. AQUOS sense3 basicが4位から1位に 新ブランド登場は機種変更・乗り換えに影響

2020年10月〜12月に4位だったAQUOS sense3 basicが、1位へと順位を伸ばしました。在庫処分等で新品のAQUOS sense3 basicが、同一業者から大量出品され、新古品の取引量が大きく増加したことが要因と考えられます。その他、各社の割引対象となったGalaxy A21、OPPO Reno3 A、Pixel 5が取引数を伸ばし、圏外からTOP10にランクインしています。また、中古品の取引量は、減少傾向にありますが、特に顕著だったのは、2021年2月です。3月の機種変更シーズンを意識した買い控えに加え、ドコモ「ahamo」、au「povo」、ソフトバンク「LINEMO」など、大手キャリアの新ブランド登場が影響していると考えられます。新ブランドは、キャリアに比べ料金が安いため、3月のサービス開始を前に機種変更や乗り換えを控える動きが強まったと見ています。

3. iPadは新商品発売で取引量増加か? SIMフリー需要は継続

iPad取引量は、緊急事態宣言の発出に伴い、2020年4月〜6月に大きく増加しましたが、それ以降は微増・微減を繰り返しながら、一定の取引量を保っており、iPadニーズも落ち着いてきています。しかし、4月30日には、新型iPad Proの予約開始が予定されており、発売後には、中古の型落ち機種取引量が増えると予想されます。そのため、中古市場における2021年4月〜6月のiPad取引量は、増加するでしょう。 また、通信キャリア別に見ると、キャリア版が1%減少しているのに対し、SIMフリー版は73%増加となりました。iPhoneと同様に、中古スマホ市場全体でSIMフリー版の需要が高まっていると言えそうです。

■分析:中古モバイル市場アナリスト 菅野 辰則
2021年の1月〜3月は、通信業界に様々な変化があった時期となりました。1月に楽天モバイルが新プランを発表すると、3月には、キャリア各社が、ahamo・povo・LINEMOの新ブランドを開始し、オンライン申し込みに限定することで、格安料金を実現しました。キャリアが提供しているというポイントが、オンライン申し込みに対する心理的ハードルを下げる為、オンラインでの乗り換えは、今後、徐々に増えていくと思われます。さらに、オンライン乗り換えを後押しするよう、大手キャリアと一部格安SIMは、MNP転出手数料を無料化しました。これにより、手数料不要で電話番号を変えずに、オンライン乗り換えが、可能となります。4月1日より、多くの携帯事業者で、MNP転出手数料の無料化は進んでおり、乗り換えの追い風となるのではないでしょうか。今後、オンラインでの乗り換えが増加した場合、端末の購入先も変化すると予想されます。これまでは、乗り換えと同時に、キャリアで端末を購入する動きが一般的でしたが、ahamo・povo・LINEMOや楽天モバイルは、キャリアと比べて、取り扱い端末が、多くありません。その為、自分でスマホを用意し、SIMカードだけ契約する動きが、増えていくと考えられます。現に、iPhone・iPadでは、SIMフリー版の取引量が増えており、オンライン乗り換えの活性化と共に、SIMフリー版の需要は、さらに高まっていくでしょう。SIMフリー端末を筆頭に、今後の中古スマホ市場の取引量が、どのように変化していくのか注目です。
同様に注目しているのが、4月30日に発売されるiPhone。4月21日、Appleは、iOS 14.5が搭載されたiPhone 12の新色パープルの発売を発表しました。当シリーズは、Apple初の5G対応モデルで、iOS 14.5の搭載が予定されています。このiOS搭載により、当シリーズでは、マスクをしたままApple Watchでロック解除が可能となる為、新型コロナウイルス感染症の収束が見えない現在、世界中の注目を集めています。iPhone 12の新色パープルの登場が、中古市場にどう変化をもたらすか、市場の流れからますます目が離せません。
~詳細の分析に関してはhttps://www.kashi-mo.com/media/?p=99548/をご覧ください~

株式会社マーケットエンタープライズ メディア・プラットフォーム事業本部
執行役員 菅野 辰則
ソフトウェア開発会社にて、開発業務からスタートし、新会社設立時のWebマーケティング全般の業務を担った後、2010年にマーケットエンタープライズに入社。当社でWebマーケティングの責任者や経営企画を担当後、現在は、メディア・プラットフォーム事業の責任者に従事する。膨大なデータの分析・管理能力を活かして、中古モバイル市場の動向を分析する中古モバイル市場アナリストも兼任する。

■調査概要
調査方法:株式会社マーケットエンタープライズが運営するウェブメディア「iPhone格安SIM通信」で提供している中古スマートフォン相場比較サービスを通じて集積されたデータベースより抽出した中古スマートフォンの取引数・価格を集計
調査対象期間:2021年1月1日から2021年3月31日
調査対象市場:ヤフオク!、ムスビー、メルカリ、ラクマ

■運営メディア
iPhone・Wi-Fi・WiMAXの情報をわかりやすく解説
・iPhone 格安SIM通信:https://www.kashi-mo.com/media/
格安SIM・スマホの通信速度や選び方を解説
・SIMチェンジ:https://simchange.jp/

■株式会社マーケットエンタープライズ
マーケットエンタープライズは、ネット型リユース事業を中心に、メディア事業、モバイル通信事業などを展開しています。「持続可能な社会を実現する最適化商社」をビジョンに掲げ、2006年の設立以来、成長を続けています。2015年6月には東証マザーズに上場し、2021年2月に東証一部上場を果たしました。ネット型リユース事業のサービス利用者は延べ430万人を達成しました。
ウェブサイト:https://www.marketenterprise.co.jp/

【報道関係者からのお問合せ先】
株式会社マーケットエンタープライズ 広報担当
立花、柏木
Tel:03-6675-3923 Mail:pr■marketenterprise.co.jp
(■には@が入ります)

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