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2023.07.18

第18期キックオフのイベントレポート

マーケットエンタープライズ(以下、ME)は、2006年7月に設立し、2023年7月に第18期を迎えた。期初を迎える7月には、グループ全体が参加するキックオフミーティングを開催している。7月7日に実施されたオンラインキックオフを振り返るとともに、今期のテーマや方針について紹介する。

キックオフイベントを開催し続けている目的とは

MEでは7月に新たな期を迎え、全社員が参加するキックオフを毎年開催しています。
主体者集団として活躍するには、情報を共有することが必要不可欠で、大海原の航路を航海するには道標が必要なように、企業にも今後の指針を示していく場が必要です。その動きを共有できる場として期初にキックオフを行なっています。

第17期には拠点とメンバーが増え、国内外に18拠点、働く人数は600人を越えました。社内報、Workplace、月に一度展開をしているGroup Update(※)と情報共有は元々活発に行われていますが、組織や事業が複雑化していく多角化期だからこそ、方針の理解を図るために年一度のキックオフの場を設けております。

当日は三部制で行われ、第一部は第17期の活躍者を表彰するアワード、第二部では、新たな期のスタートラインとなるべく、テーマ発表や方針が公開され、そして第三部はアワード受賞者と経営陣よる懇親会が行われました。では早速キックオフ当日を振り返ってまいりましょう。

キックオフ自体はオンラインで行われていますが、オフィスのデスクで聞くメンバーもいたり、会議室に集まり、皆1つの画面を見ながら参加をしたりそれぞれのスタイルで参加していました。

※Group Update

動画でMEグループの経営方針、事業展開や組織運営の方向性など、グループ運営に必要な情報の共有を行います。四半期に1回行なっており、役員、事業責任者、プロジェクト責任者が中心となって情報を伝達しています。

オリジナルのオープニング動画がキックオフスタートの合図

キックオフの特徴の1つとして、運営チームが毎年渾身の思いで制作しているのがオープニング動画。1年間の動きを5分間の動画にまとめています。テンポ良く切り替わる動画と共に1年間の会社の動きがフラッシュバックされ、メンバーがそれぞれの思いを馳せながら鑑賞していました。

1年間の功績者を讃える~MEのアワード制度~

MEではそれぞれの分野で主体者を讃える4つの表彰制度があります。
新入社員の中で、最も成長し、輝いた社員に贈られるアワード「Rookie of the Year」、仲間や会社を支え続けた社員に贈られるアワード「Thank you of the Year」、そして今年新設されたアワード、17期のテーマ「Accelerate 」になぞらえ最も組織やチームを加速させた社員に贈られる「Accelerate 賞」、最も成果を残し、輝いた社員に贈られるアワード「Best of ME」です。

アワードを獲得することが最終ゴールではないですが、1年間の功績を会社として認められ、成果が可視化されることは誰しもが喜ばしいことであります。アワード受賞者は受賞した時の率直な感想を全社に向けて発信しました。発表当日まで極秘で進められるため、名前が呼ばれるまではまさか自分が登壇することを予想だにしていないメンバーも多くいます。

受賞者のコメント後には、直属の上司からもコメントをもらっています。オンラインなので背中合わせでエールを送る不思議な光景となりましたが、普段あまり耳にすることのできない上司の言葉に思わず受賞者の表情もほころびます。

受賞者は更なるモチベーションアップに繋がり、獲れなかった人も来年こそはと奮起され、さまざまなドラマが垣間見れるアワードでした。

続いて第二部、第18期に向けて

続きまして第二部は代表の小林から第17期の振り返り、今後のアクションプラン、組織変更の発表、そして第18期のテーマ発表が発表されました。各ディビジョン長、カンパニー長からの「Scale up」に沿った事業方針、アクションプランの説明もこの場でなされています。

第17期は「Accelerate 」。第18期のテーマは「Scale up」

MEでは期ごとにテーマを設けており、コングロマリット企業として大きく成長していくなか、会社としては新たなフェーズを迎えようとしています。17期のテーマ「Accelerate」を経て、18期は会社規模が大きく拡大する期になるため成長に合わせて最適化を行い、急速な拡大に向けて耐えられる企業体にする、という意味合いが込められています。

類似語で「Scale out」という言葉もありますが、ただキャパシティが大きくなることとは異なります。 企業体そのものの性能が上がり最適化された構造で拡大する、という意味合いを込めて「Scale up」と名付けられました。

※Scale upとは・・・性能を上げることを意味し、主にサーバーに対してこの用語が使われる。CPUやメモリをより高性能なものに取り換えるときにはこの言葉を使う。急激な事業拡大を行っている企業をスケールアップ企業を示すこともある。

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インハウスデザイナー:テーマは予め決まっており、それに向けたキーワードをピックアップし、代表とすり合わせをしながら、アウトプットに落とし込みました。急速な拡大に向けてそれに耐えられる企業体をロゴで表現しています。文字よりも矢印の方が太いため、カーソル部分に目が行くので 「拡大に耐えうる企業体」が視覚的にアプローチできると思います。

テーマデザインに沿ったグッズのご紹介

テーマ浸透のためにグッズも作られます。今年はポロシャツ、Zoom壁紙、テーマポスター、ステッカーが配布されました。テーマのデザインは当社のインハウスデザイナーが何パターンも考案し、代表と何度も議論を重ねながら完成に近づけます。

目に留まるところにテーマデザインのロゴがあることで、常にテーマを意識する環境が生まれ、体現できる人が増えるのです。このようにテーマ浸透のために、MEではかなり力を入れてアクションを起こしています。

第三部、アワード受賞者にて懇親会

最後に第三部はアワード受賞者と経営陣による懇親会が行われました。懇親会と言っても単なる雑談の場ではなく、経営陣から見たメンバーに対するコメントや、受賞者の普段の仕事に対するマインドやスタンスなどが交わされました。

第三者から見ても明日から実践できそうな内容で、その日々の積み重ねがアワードの受賞に繋がっているのだと認識させられます。

まとめ

(Scale upポーズ)

設立当初から毎年行なっている当社のカルチャーがぐっと濃縮されたキックオフ。社歴が浅いメンバーでも、当イベントで当社の文化を深く知ることができると言っても過言ではないかもしれません。社員数が増え、事業が拡大しているからこそ、情報共通の場を作り、タテヨコの連携を深め、テーマやグループ全体の方向性を浸透させるキーとなる重要なイベントです。

以前は1日がかりでやっていたキックオフですが、各事業部長の方針発表や懇親会はアーカイブにし、情報の強弱を個々によってつけられるようにしたのも特徴の1つ。

これからもサーキュラーエコノミー(循環型経済)発展の一翼を担うとともに、「持続可能な社会を実現する最適化商社」というビジョンに向かって進むME。今後もさまざまな挑戦とともに、「Scale up」してまいります。

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記事を書いた人

Journal編集部

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